挨拶と当記事の概要
こんにちは。TOMOです。
ついにやってきました。
2年ぶりの海外ポーカーです。
元々2018年からトーナメントを主戦場に海外遠征を繰り返していましたが、2020年からキャッシュを頑張ろうと決めて1月にフィリピンマニラ・2月にカンボジアプノンペン/シアヌークビル、3月の日本一時帰国を経て2020年4月にオーストラリアメルボルンを予定していました。
が、世界的なCovid-19の流行により3月の日本一時帰国を早めに辞めてマレーシアに戻り、4月からのメルボルン遠征をキャンセル。
以降、常に海外に行きたいなーポーカーしたいなーと思いながらも、世界的にも厳しいマレーシアでのロックダウン下でほぼ家とスーパーを行き来するだけの生活をしていました。
それから2年経ち、ワクチン接種も進んで世界は開国の流れとなり、2022年3月10日から2年越しの夢だったメルボルンへ行ってきました。
2020年まではマレーシアからオーストラリアへの直行便も多く、エアアジアやジェットスター等のLCCで安く簡単に飛ぶことができましたが、アフターコロナの最前線ということで
・事前の医療機関でのPCR検査必須
・渡豪後の検査キットでの陰性確認必須
・アプリでの健康状況や滞在先等の事前申請必須
・LCCはシンガポール乗り換えで計16時間程度
等、そこそこ手間とお金がかかる旅行となりました。
全体のスケジュールは3月9日出発3月10日現地到着、メルボルンとシドニーの2エリアでポーカーをして4月5日現地出発の全27泊29日……となりますが、今回はマレーシア出発~オーストラリア入国までの準備についてまとめたいと思います。
オーストラリア入国に関する準備
今回は今までと違い、初めての海外旅行のような感覚で計画をスタートさせました。
とりあえず念入りに調べてできる準備は惜しまないというスタイルです。
2022年に入って、カンボジア・ベトナム・フィリピン・オーストラリア等、ポーカーのできる国の開国(または開国するという情報)が相次ぎました。
一方で、それぞれの国独自のルールがあり、例えば「コロナ保険加入の義務化(金額・認可会社も様々)」「出発前PCR検査で陰性証明書提出(72時間以内、48時間以内、24時間以内等)」「到着地での陰性証明(PCR検査or検査キット、報告義務の有無)」「現地での隔離義務(ワクチン接種状況や出発地により変動)」「誓約書の記載」などなど。
しかも国によって「これだ!」と英語や日本語でまとまっているページでもあれば良いのですが、色んな省(日本で言う外務省・総務省等)で管轄部分のみまとまっていたり、現地語でしか書いていないルールがあったり、国の中でも州によってルールが違ったり、ルールと運用が違っていたり、3日前の情報は陳腐化してすぐに新しいルールに変わったり……一般人が観光目的ですり抜けていくにはかなり大変な状況でした。
そこで、年初のタイミングでは比較的ルールが簡単で英語情報のまとまっていたカンボジアに行く計画をしていましたが、2年前に行きそびれていたオーストラリアの開国情報が出始め、以下のようにH.I.S.ソースのような信頼できる日本語情報がリアルタイムで更新されていたため、オーストラリア行きに予定を変更しました。
上記動画も既に古く、僕の情報ももう一ヶ月前で詳細に書いても今と異なっていることも多いので事前にやったことを簡単に列挙すると、
・ETA(ビザ)取得(アプリでの申請)
・DPD(入国管理)アプリで必要事項の提出
・出国前PCR検査(出発の2日前に医療機関で)
・到着日から6日間のホテル予約
・現地出発日から7日間のホテル予約(間2週間分は予約なし)
・マレーシアからメルボルンまでの往路フライト予約
・シドニーから東京までの復路フライト予約
・H.I.S.でのサポートサービス(有料)申込み:事前オンライン相談&検査キット取得
・ワクチン3回目接種
・証明書や陰性書/フライト情報/ホテル情報の印刷
・国際ローミング(乗継地シンガポールで1日・オーストラリアで7日間の通信サービス)申込み
といったところです。
実際は大使館の日本語情報やオーストラリア政府・州の一次情報を読み込み、大使館に問い合わせたり動画を視聴したり、Twitterで直近入国した人の情報を入手したり……と結構色んなことをしています。
僕が出発した3月9日前後でもオーストラリアの入国管理の方法やルールが一部変更あり、これは一筋縄で行かないと考えている時にH.I.S.のサポートが存在することを知り、5000円程度で現地のプロの声を聞け、現地で入手する必要のある検査キットを受け取れるなら安いものだと考えてサポートも申し込みました;
H.I.S.OCEANIA 【メルボルン】到着安心サポートプラン
正直それほど役に立ったわけでもない(あまり観光目的やカジノ周りの情報を知らなかった&検査キットは現地で入手できた)のですが、一方でコロナ禍での海外渡航は不安との勝負的な面も大きいので、調べきれなかったり調べた情報に齟齬があって自信がないことを質問する機会があることは情報の価値以上に大きかったように思います。
多分受かるだろうなという面接でも、直前に人事からアドバイス貰ってたら安心する……そんな感覚でしょうか。
帰りの飛行機って無くてもいいんじゃないの?
諸々別に印刷しないでデータでいいんじゃないの?
空港でSIM借りればローミング要らなくない?
等、やらなくても良い部分もありそうですが、今回は航空会社のチェックインや乗り継ぎ・税関等で突っ込みどころを0にして置く、リスクを最大限無くすことを目指して過剰なまでに準備し、上記のようになりました。
「そうまでしてコロナ禍で海外行きたいの?」という声も聞こえそうですが、本当にマレーシアでのロックダウン下は何もすることがないので、こんな風に調べることがむしろ楽しい時間だったということもありました。
そして実際出発すると、マレーシアの航空会社でのチェックインでは用意していた資料を渡してアプリを見せるだけで問題なし、乗り継ぎは(同じ航空会社のため)とくに確認もなく問題なし、現地でもとくに問題なし、とバッチリでした。
ポーカー情報に関する事前調査
ここでとりあえず入国に関してはほぼクリアできたと思えたのですが、問題が残ります。
「本当にポーカーやってる(営業してる)の?」
「ポーカーに人集まってる(座れる)の?」
「1テーブル5人しか座れないみたいなことないの?(つまんなくない?)」
「外国人カジノ入れるの?」
等の問題です。
これに関してはメルボルンはクラウンカジノ・シドニーはスターカジノの公式サイトやSNSで「再開した」という情報が載っているのを確認したのみで、それ以外は有力な情報が得られませんでした。
オーストラリアのリアルタイムでのポーカー情報は英語でも(勿論日本語でも)全然見つけることができず、カジノに問い合わせも時間内にうまいことできず、割りと行き当たりばったりなのが正直なところでした。
メルボルンでできなかったら、6日間だけ観光してシドニーに移動しよう。
シドニーで駄目ならゴールドコーストにでも行こう。
それで駄目なら早々に切り上げてマレーシアに戻るか日本に一時帰国しよう。
本当にそんな気持ちで、打てるとは確信してませんでした。
(多分大丈夫と思いつつ、現地で陽性になる・遠征中にルールが変わる等、色々リスクがあったので、もう気にしても仕方ないという境地でした。)
それでも着いてみれば外国人もワクチン接種が完了していればカジノへの入場も問題なく、メルボルンもシドニーもキャッシュテーブルは毎日10以上立っていて、充実したポーカー生活が送れました。
次回はメルボルンでのポーカーについての本編、第三回でシドニーでのポーカーについての本編と続きます。
※次回も記載する予定ですが、準備と絡むので重複して記載すると、メルボルンのクラウンカジノはワクチン接種証明書を入場のたびに確認されました。
僕は念のため政府が発行しているもの(1・2回目は日本、3回目はマレーシア)を紙で印刷して常に持ち歩いていましたが、当時はこれがないと入れませんでした。