マレーシアで日本語の使えるノートPCを購入した話

laptopbuy
こんにちは。TOMOです。

 

今回の記事は以下記事の続きになります。
さて、6月6日に今使っているノートパソコンが不調に陥り、新しいパソコンを購入することにしました。

 

なんだかんだ10日間が不可抗力で無駄になり、インドア派の自分としてはかなりの限界が来ていました。

 

そこで11日目となる6月16日本日、受け取りまでラグのあるネット注文ではなく、ショップに直に買いに行くことにしました。

 

クアラルンプールで黒物家電を買うとなったら勿論ここです;

 

ブキビッタンにあるビルで、パソコン・スマホ・プリンター・ゲーム等が所狭しと並んでいます。

 

“クアラルンプールの秋葉原”等とも呼ばれるくらいなんでも揃っているビルで、僕も何度か足を運んだことがあります。
実はこの無駄になった10日間の間で1回訪れており、hpのパソコンが交換できなかったらこのへんを買おうかなという目星を幾つかつけていました。

 

一方で、やはり海外でパソコンを買うというのは注意点が幾つかあり、とくに言語の部分を慎重に選ぶ必要がありました。

 

結構重要な話なので深堀りますが、Windowsは現在Windows10のバージョンでHOMEとPROがありますが、HOME(一般的なもの)の場合
Windows 10 Home
Windows 10 Home Single Language
の2つが存在します。

 

ほぼほぼ同じOSになるものの、Single Languageの方は最初に英語版を買ったら他の言語に変更することができない制限がかかっています。

 

グローバルでデータ容量も大きくなった今、ゲームひとつ買えば言語設定で日本語から英語中国語韓国語スペイン語フランス語……といろんな言語を選べる時代です。

 

にも関わらずあえて制限をかけているには勿論理由があり、先進国での価格崩壊を防ぐためと言われています。

 

物価の安い国で安く売られているパソコンを購入し、物価の高い先進国に流す……といった流れができるとメーカーがせっかく国によって値段を変えている意味が無くなってしまうので当然の制限と言えます。
さて。
そんな制限により困ったのが僕。

 

マレーシアに住んでいてマレーシアで使うパソコンなんですが、マレーシア語も英語も困る。

 

なのでプラザローヤットに入り店員さんに聞きました。

 

僕「これってSingle Languageじゃないよね?」

 

ショップAの店員「は? 全部Single Languageだよ」
ショップBの店員「は? 全部Single Languageだよ」
ショップCの店員「は? 全部Single Languageだよ」
ショップDの店員「は? 全部Single Languageだよ」
ショップEの店員「は? 全部Single Languageだよ」

 

全滅。。

 

勿論全部の店で聞いたわけではないですが、主要な店舗で聞いたら「全てSingle Language」「日本語には変えられない」という答えしか返ってきませんでした。
前述の通り一週間ほど前に一度このビルには来ていて、目ぼしいパソコンを見繕っていました。

 

その時になぜ気づかなかったかというと、理由はパソコンの提示方法にあります。

 

パソコンは写真のようにディズプレイに主要な項目が記載されている形になっていました。

 

notepc1.jpg

 

「Operating System」の項目を見ると「Windows 10 Home」と書いてあります。

 

語尾に「Single Language」とついていないんですよね。

 

もし全部のパソコンが同じ表記なら僕も前回確認したと思うんですが、どの店も「Single Language」が語尾についているパソコンとついていないパソコンが混在しているので、
ついている=Single Language
ついていない=Single Languageじゃない
と思い込んでいました。

 

今回は完全に購入する気でいたので”念のため”の感覚で質問したら質問しておいて良かった……という結果になってしまいました。
日本語にできない。詰んだ \(^o^)/
ということでネット注文に戻って明確にSingle Languageじゃないパソコンを買うしか無いな……という結論になり帰路へ。

 

(やばいなーほんとこれパソコン手にするの来月になるパターンじゃないのかなこれ。。)
なんて考えながらプラザローヤットから自宅まで歩いて帰っていた途中、通り道であるスリアKLCC(かなり大きいショッピングモール)で思い立ちました。

 

(このモールでMac売ってるし、もうこれを機にアップルに転向もありなんじゃないか??)

 

そう思ってアップルショップに入り、マックブックエアーやマックブックプロのスペックと値段を確認しました。

 

(うーん。
この傷心しきった身としては別に払えない額じゃないんだよなー。
でもポーカーのアプリはWindowsの方が使い勝手良いしMac対応してないこともあるんだよなー)

 

なんて考えて店を出て、なんともなしに近くにある電化製品屋に入っていきました。

 

ノートパソコンのブースを見ると元々目星をつけていたものに近い商品が幾つか置かれていて
(これがSingle Languageじゃなければなー)と溜め息。

 

なんともなしにシステムからWindowsバージョンを確認すると、hpのパソコンからはやはりWindows 10 Home Single Languageの表示。

 

ASUSのパソコンからもWindows 10 Home Single Language
DELLのパソコンからもWindows 10 Home Single Language
acerのパソコンからもWindows 10 Home Single Language

 

(まーやっぱり全部そうなんだろうなー)と感じつつ半ばやけになって調べ続けていったところ、Windows 10 Homeの表示になるパソコンが。

 

は?

 

表記ミス?

 

語尾ないじゃん??

 

と謎に混乱してしまい、店員を呼びました。

 

「これってSingle Languageじゃないの? 日本語にできます?」

 

Yes, eigo eigo eigo eigo eigo you can change to Japanese but eigo eigo eigo eigo eigo eigo

 

聞き取れるのこんな感じです。

 

とりあえずできるっぽいなと思ってヒアリングを頑張っていたら突然

 

Are you Japanese?

 

と聞かれました。

 

ポーカーテーブルでよく聞く英語です。

 

Yes, Japanese No Bluff!

 

と答えようとYesと言いかけたところで女性の店員が急いで男性店員を連れてきました。

 

女性店員「He can speak Japanese」

 

僕「マジで?!」

 

男性店員「はいマジです(苦笑い」

 

話を聞くととくに日本と関係ない(むしろ日本行ったことない)らしいのですが、ここはマレーシア。

 

何人もそういうマレーシア人を見てきたので驚きはないですが、恐らく気づいたら話せるようになったパターンのようです。

 

マジ意味分かんない。
でも物凄く助かったのは事実。

 

日本語で色々質問して、結果このパソコンの購入を決めました。
このお方、英語が話せるだけではなくてパソコンにもかなり詳しい方で、Single Languageバージョンも1時間くらいかけて設定すれば日本語にできないこともないらしいことを聞きました。

 

が、オフィス付きでメモリや重さ等のポイントから店内にあるパソコンの中で一番条件が自分に合っていたのが唯一Single Languageでないそのパソコンだったという奇跡により即決しました。
家に帰って日本語に設定しないといけないなーすんなりいくかなーなんて思っていたら、なんと無料でやってくれるとのこと。

 

日本に行く予定だったのにコロナで行けなくなっちゃったといった雑談をしながら
 ・パソコン自体(OSの表示)の言語設定
 ・キーボード(入力)の言語設定
 ・オフィスの言語設定

・オフィスの有効化

を行って貰いました。

 

これ日本の某電気屋だったら1万円くらいかかるやつですよ。
(調べたらOS初期設定・1アプリのインストールでそれぞれ3000円でした。1万円じゃ足りないかも)
ちなみに購入する際に値段交渉はできるの?と質問したら「ネットと同じ価格なのでできない」と言われてしまいました。

 

実はネット(メーカーの公式サイト)で見ていた商品で値段が同じなのを知っていたのでこういう質問の仕方をしてみました。想像通りの答えが来たのでしっかりしてるなーと感心してしまいました。

 

一方で、ならマウスかなんかつけて貰えない?と聞いたら「そのくらいなら良いよー」と35RM(約900円)の無線マウスをつけて貰えました。
ただ、サイトの方だとオフィス付きじゃなかったはずなんですよね。

 

端末依存型(永続的に1つの端末で使える型)のオフィスは529RM(約13,000円)するはずなので、値引きはないとはいえかなりお得な買い物になりました。
店員さんとの会話の中で日本人は来るの?と聞きましたが、「土日は結構来る」というお話でした。

 

伊勢丹も入っていて日本人もよく利用するモールなので、確かに安く色んな選択肢から選びたい人以外はこのお店で十分だと思います

 

むしろこの店員さんがいる時点でパソコン関連何かあったら日本人はスリアKLCCの3階へGOで正解な気がします。
そんなこんなで前途多難に思えたマレーシアでのノートパソコン購入ですが、結局最後は日本語での購入という理想的過ぎる展開になりました。
今このブログは新しく買ったパソコンで書いています。
思えばVISAの取得から始まり、家の契約・浄水器の設置・国内旅行・国内でのボードゲーム・コロナのリアルタイム情報収集等かなり大きい出来事から細かい事象までほぼ日本語で済んでしまっています。

 

このブログでも何度も書いていますが、日本人の先人方が開拓してくださったおかげで、日本語と拙い英語でなんとかなっています。

 

偉大過ぎる日本人の先輩方と、言語能力の高すぎるマレーシア人に今日も感謝です。

 

TOMO@KL

マレーシア首都のクアラルンプール在住。

ポーカーが趣味で1~2ヶ月に1回程度仁川・マニラ・台北・ホーチミン等に海外遠征。
当初はライブトーナメントのみプレイしていたが、現在はキャッシュ・オンライン等形式は問わず幅広くプレイ。

マレーシア在住の方やポーカー好きの方等、積極的にメッセージいただけると嬉しいです。

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2件のコメント

  1. 三宅 陽明

    スリアklcc3階に来てるのですが、その日本語の話せる店員がいる店の名前を教えてもらってもいいですか?

    1. コメントありがとうございます。

      最近ブログを見れておらず返信も遅くなり恐れ入ります。

      今もその店員さんがいるかは分かりかねますが、
      レベル3にあるAll IT Hypermarketという電気屋さんです。

      https://www.suriaklcc.com.my/shopping-mall-map-2/?t=LC_306_7&prevpage=shopping-categories-2&category=CAT_ITPhotography

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