こんにちは。TOMOです。
昨年3月に免許更新のため日本に一時帰国して以降、海外旅行等行けるはずもなくマレーシアのクアラルンプールで怠惰に暮らしています。
世界中の方々の例に漏れずそんなStay Homeな日々を300日程続けているわけですが、最近今後の人生についてよく考えています。
始まりは当然の疑問、「あれ、俺なんでマレーシアにいるんだっけ？」。
そもそもマレーシアに移住してきた理由や流れを振り返ると、ザックリ以下の通りです。
・2012年のセブ島（2ヶ月のプチ）語学留学～2013年の新社会人になった頃から、漠然と「海外に住むこと」を検討していた
・2013年4月の入社と同タイミングで友人と投資を始め、10年後（2022年の32歳）までに「ある程度の資産形成を完了させて時間と場所に縛られない」状況作りを目指した
・2018年3月のベンチャー企業辞職（＆少額ながら社長への株売却）が良い機会となりマレーシアのVISA取得を申請した
・一緒に投資をしていた友人もVISA取得と会社を退職することを決心した
・VISAの仮認証が降りてお互いが一息ついた2018年12月に移住
という感じです。
また、移住直前の2018年から始めたポーカーの遠征拠点としてアジア最大級の航空会社エアアジアを要するマレーシアは非常に僕にとって最良の場所でした。
1・2ヶ月に一回程度フィリピンやベトナム・台湾・日本等へ行き、それ以外の時間は気候・治安とも安定したマレーシアでゆっくりする。
2019年はそのライフワークがとても快適で居心地の良いものとなりました。
2020年も1月にフィリピン・2月にカンボジアと遠征を行い、免許更新のための日本を3月に挟んで4月は初のアジア以外であるオーストラリアへ行く予定を立てていました。
が、世界的な新型コロナウィルス流行により勿論キャンセルし、昨年3月中旬からほぼ1日1回スーパーへ買い物へ行く以外家から出ない生活を続けています。
コロナの流行度によって多少緩くなる時もあれど、基本的には理由なく外で人と会って食事をすることも家に人を呼ぶことも禁止されている期間も長く、現在は正当な理由のない家から10km圏外への移動も禁止されています。
当然陸続きのシンガポールを含めた海外へ行けず、（ポーカーないから興味ないけど）マレーシア内のカジノも閉鎖され、映画館やカラオケのような娯楽施設も閉鎖、飲食店も持ち帰り以外は禁止です。
僕はコロナに関しては慎重な考えをずっと持っているのでこれらの政策には反対の立場ではなくむしろ賛成で、一日も早く収束に向かうならできることはなんでもして欲しいと思っています。
ただ、とりあえず家で引きこもってパソコンやゲームの前で一日が終わる日々が1ヶ月単位でどんどん過ぎていくと「なんで僕は今マレーシアにいるんだろう」と考えてしまいます。
日本に戻れば少なくとも法的な規制からは潜り抜けて友人知人に会うこともでき、（自主規制的な意味ではあまり行かないかもですが）アミューズメントカジノでポーカーを楽しむこともできます。
また、カジノが規制されていない国や地域に移動すれば、普通にホテルとカジノを行き来してポーカーを楽しむ（＆稼ぐ？）こともできます。
治安・気候・物価・食事・国民性・法律・VISAの取得しやすさ・日本からの距離etc……コロナ以前は様々な事項を検討するとマレーシアに行き着いたのですが、「状況がガラッと変わった今果たしてマレーシアに住んでいる意味はどれだけあるんだろう」と今改めてフラットに考え直す時が来たように思えます。
日本との比較だけで考えても、コロナ直後に関しては、ふわふわした日本政府の対応よりも厳格なマレーシア政府の対応の方が自分は好きで実際第一波はそのおかげで被害少なく感染者数の減少・厳しいロックダウンの解除を実現できました。
ただ、今や人口約3000万人の国で1日3000人超の新規感染者を出す事態となり、世界的にもワクチン接種は始まったとはいえ国交の回復は年内には難しそうという印象です。
となるとやはりフラットな目線で以下のどれかを時期も含めて検討する価値がありそうです。
１．マレーシアに居続ける
（今の状態の継続）
２．マレーシアに戻ることを前提に日本へ一時帰国する
（住民票は戻さずに都内中心にホテル暮らし）
３．マレーシアに戻ることは考えず日本に本格帰国する
（住民票を移し、家を借りるor買う）
４．マレーシア拠点はそのまま日本での自主隔離を経由し、別の国や地域へ移動
（外国人のマレーシア→他国は現実的に難しいため日本を経由）
５．マレーシア拠点を引き払い日本での自主隔離を経由し、別の国や地域へ移住
どれも一長一短あり実現が難しい選択肢もありますが、本気で考えられる選択肢がこの5つになります。
4・5は「そもそも可能な地域が存在するのか？」という問題が残り、1～3を選ぶ場合は「どの程度コロナ禍が続くのか？」を見極めて判断しないといけません。
現実的に考えると、早期のワクチン接種も優先したいのでマレーシアでワクチン接種をしてからマレーシアに戻る前提で日本へ一時帰国……が妥当なラインでしょうか。
政府の発表的には今年いっぱいで人口の70%程度の投与を行う想定です。
投与を希望しない人を考えるとこの70%という数字に投与を希望する外国人も含まれるか否かというラインっぽいので、僕が受けられるのは第4Q（10～12月）かなーと予想しています。
少し早まって夏頃ワクチン接種の予約→9月頃摂取→日本一時帰国の許可申請→一時帰国
といった流れで11月頃にでも日本に戻れたら嬉しいなー……
というところまで考えています。
日本のワクチン接種がオリンピックに向けて急ピッチで進む（無職の30代男性なんて結局最後なのでマレーシアよりも早く希望者全員に行き渡る）ようであれば、報道に注視しつつ日本へ一時帰国即ワクチン接種してから今後の人生を考えるというのもアリかもしれません。
予測も予想もできないこんな世の中で、人は引きこもり続けるとこんなことを考え続けてしまいます。
なんだか仕事がマンネリ化して「この会社にいても成長しないし、給与やら役職やら考えると続けた方が良いのかもだけど、辞めることも視野に検討しないとなー」と考え始めたサラリーマンになった気分です。
