【ポーカー】マニラキャッシュ修行旅 4-8日目【海外遠征】

マニラポーカーテーブル
こんにちは。TOMOです。

 

キャッシュ修行@マニラの第二回目の報告です。

 

少し間が空いてしまいましたが、今回は4~8日目の5日間分について記載します。

 

1-3日目の記事はこちら;

 

◆4日目 1月6日◆
 稼働13時間05分
 開始40,000→終了16,150
収支-23,850
 時給-18.2BB/h
◆5日目 1月7日◆
 稼働16時間00分
 開始25,000→終了25,975
 収支+975
 時給+0.6BB/h

 

◆6日目 1月8日◆
NLH@RWM/オカダマニラ
 稼働10時間20分
 開始25,000→終了33,975
収支+8,975
時給8.7BB/h

 

◆7日目 1月9日◆
NLH&PLO@AFP poker club
 稼働10時間00分
 開始30,000→終了13,750
収支-16,500
 時給-16.5BB/h

 

◆8日目 1月10日◆
 稼働11時間00分
 開始20,000→終了32,125
収支+12,125
時給11BB/h
 
◆4-8日目 合計◆
 稼働60時間25分
 収支-18,275
 時給-3.0BB/h

 

4日目、この旅史上最大のマイナスをたたき出す。
要因は
 AQ < 95s
AA < 42s
AQ < K5o
AK < J8o
他多数

 

みんな結局付いてきてくれるからプリフロ7BB前後にしてたらこの始末。。

 

13時間打ってるので、おそらく300ハンド前後の中
68ハンド参加
23ポット獲得
都合悪すいことが起こりすぎて泣きました。
5日目、明らかにテーブルはレギュラーも少なくフィッシュが多い感じ。
と思っていましたが、フィッシュは僕でした。

 

ハンド選んで参加しているものの、
 A9sトリップス < AQoトリップス
76sトリップス < J7oフルハウス
8654ボード A7s < 97o 負け
と絡んだ時に上がいて撃沈。

 

ブラファーに気持ちよくブラフさせると上がいる、
上手い人相手にポットコントロールしてコール止めしても上がいる……
散々過ぎて白目剥いてました。

 

気持ちが折れかけたハンドがこちら。

 

50/100
UTG僕 76♢♢ c
ボタン・SB・BB c
フロップ
K77 ♧♧♡
僕 b225
ボタン c ←ブラファー

 

ターン
9♢
僕 b700
ボタン c

 

リバー
J♤
僕 b400 ←ブラフ誘発用
ボタン r3000 ←過去ブラフでショウしたのと同じ額
僕 c
ボタン J7o ←←←←←←←まじすか

 

これ、キャッシュの先輩に送ったら
「チンパンジー相手にこのハンドでブラフ誘発するのは甘くない?
 勝ち確信してるけど、どんなハンド出てくると思ってんの?」
といった趣旨のメッセージが来ました。

 

レンジで考える際の分母(相手のレンジの集合)も広いものの
分子(相手が勝っているハンド)も通常じゃ考えられないハンドが含まれているわけで
そこは反省しないといけないハンドと心に刻んだハンドです。
淡々とプレイすることに影響しちゃうならやらない方が良いとは思いますが、
 とはいえEV+のプレイではあるので「結果は気にしない」が正解かなと思います)
そんなこんなでやられていましたが、最後はこのハンドでなんとかプラ転。
UTG c ←ターゲット
CO c
 

ボタン僕 KTs♡♡ r600

UTG c
CO d

 

フロップ
QT5 ♡♡
僕 b900
UTG ✔︎/c

 

ターン
K
僕 b2000
UTG ✔︎/c

 

リバー
2♡
UTG b4,000
僕 r AI 12,000
UTG スナダウン

 

こういったシチュエーションを待っていた……といった理想的なハンドでした。
6日目はRWM(リゾートワールドマニラ)で打っていたものの、
レッドドラゴンに出ていた知人に誘われてオカダマニラへ。

 

オカダの方がメンバー下手と聞いていたものの、
正直あまり違いは感じず、レーキの違いの方が大きく感じました。

 

相変わらずローボードで99 < 53oを食らって死にそうになるも
最後ブラフキャッチ一発で戻した流れです。
7日目はマラテに最近できたAPFポーカークラブへ。
結構融通が利くハウスだったので、
50/100のPLO(ポットリミットオマハ)の卓を開いて貰い着席。

 

正直みんなスターティングハンドの選択(プリフロの参加選び)と
ポストフロップのベット額やコールレンジがめちゃくちゃだったこともあり
1万点スタートがわりとすぐ3.6万点に。

 

で、事件が起きる。

 

AT8ボードの3wayAIで
 僕 TTxy
 相手1 AAxy
 相手2 KQJ9
をやらかす。

 

オンラインだったら確実に降りるスポットだったものの
人読みでコール選択したら普通にAA出てきました。

 

専業の方に
「PLO詳しくないけど、300BB入れて良いハンドかどうかは考えた方が良いんじゃない?
 トナメプレイヤーは忘れがちだけど、エフェクティブスタック全然違うから」
とアドバイス貰って心にしみたハンドです。

 

本来この360BBの損失を20BBまでに留めることはできたので、
この日の収支だけでなく今回の旅の収支に大きく影響する1ハンドになったと思います。

 

なんとなく「この低ステークスで学べて良かった」と、将来振り返るハンドになりそうです。

 

「テーブルは逃げないから」との言葉も教えて貰い、
今後とくにPLOでは一撃食らうと心に来るスタックに増えたタイミングで
一度離席(キャッシュアウト)しようと考えています。
8日目は安定のRWM。
この日のテーブルはホントに緩かった。

 

僕は傍観者だったものの、象徴するハンドがこちら。

 

50/100
UTG・+1 c
HJ r500
SB・BB・UTG・+1・+2 c

 

フロップ
QJ7 ♧♧
SB ✔︎
BB b500
UTG r1500
+1 AI 4375
HJ c(全員をカバー)
SB AI1850
BB d
UTG c(残り4700)

 

ターン
4♡
UTG AI4700
HJ 悶絶 c

 

~ショウカード~
+1 Q5o ←フロップでAIした人
SB KK ←フロップでAIに被せた人
UTG 63♧♧ ←フロップでレイズしてターンでAIした人
HJ AK♧♧ ←ひたすらコールした人

 

リバー
8♡(ラグ)

 

これでも出てきたハンドはまともな方なくらい
数人が酷く、目に見えていわゆる美味しいテーブルでした。

 

ちなみに僕は彼ら相手にプリフロAI2回して
 AJo < T6o
 TT < ATo
を食らい計55BB負けました。(同じ相手)

 

T6oで22BBのリンプレイズオールインしてT当てるって
本当に世界が違いますね。
更にハイポケの戦績が
 AA 0勝1敗
KK 0勝1敗
JJ 0勝1敗
TT 0勝2敗
合計 0勝5敗
と散々でした。

 

一方でテーブルが緩すぎたおかげでこれでもプラスになったので、
(今回は経験積むためテーブル移動や途中離脱ほとんどしてないですが)
テーブルってホント大事だなといつも考えさせられます。
そんなこんなでトータル負けの5日間でした。

 

色々経験して学んだ60時間でしたが、トータルでは
 ・ハイポケって普通勝ってることが多いよね
 ・セットって普通勝ってることが多いよね
 ・トリップスって普通勝ってることが多いよね
といった普通の感覚が無くなってきて、
シンバリュー(でもないはずだけど)を取りに行くのではなく
ポット炊かずブラフキャッチに回しに行く重要性も感じています。

 

いや、まー……普通に勝っててくれれば良いんですけどね。

 

TOMO@KL

マレーシア首都のクアラルンプール在住。

ポーカーが趣味で1~2ヶ月に1回程度仁川・マニラ・台北・ホーチミン等に海外遠征。
当初はライブトーナメントのみプレイしていたが、現在はキャッシュ・オンライン等形式は問わず幅広くプレイ。

マレーシア在住の方やポーカー好きの方等、積極的にメッセージいただけると嬉しいです。

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