こんにちは。TOMOです。
前回の記事2023年10月~2024年2月を振り返るで直近5ヶ月程度の主な出来事や思うことについてざっくりまとめました。
続いてその中で記載した今年初めにしたマニラとプノンペンへのポーカー遠征について実際の収支も交えて記載していきます。
今回はフィリピンマニラ遠征についてまとめます。
1/2-11 フィリピンマニラ8泊10日旅
まずは今年初めに行ったフィリピンマニラ遠征についてです。
元々この後記載するプノンペン遠征の予定を数ヶ月前から立てていて、昨年11月中旬からその前にどこか行こうかなーどうしようかなーとウダウダやっていたら年末年始になってしまい、12月19日に(よしとりあえずでマニラにでも行くか)と衝動的に決めた流れとなります。
3月頃に夏休みの予定は決めた一方でゴールデンウィークの予定が4月20日になっても決まらず、深夜ゲームしながらなんとなくいつも行ってる恒例の場所にする……みたいな感覚に近いかと思います。
昼過ぎにマニラ到着からの宿チェックイン
もうマニラでのポーカーは慣れに慣れてしまった結果、宿は空港/ニューポートワールドリゾートカジノ徒歩圏のコンドミニアム民泊にしています。
8泊で37,666円。
・airbnbで空港近くをエリア検索
・フィルターで「まるまる貸し切り」「~5,000円/泊」を選択
・内容とコメント見て高評価(スーパーホストならなお良)
みたいな感じで調べると良い感じにニューポートカジノ徒歩10分前後の宿が見つかりますが、慣れない人や宿泊日数が短い方はホリデーインかベルモントを取っておけばメチャクチャ嫌な気持ちになることは無いかと思います。
(ホリデーインやベルモントでも東南アジア慣れしてない日本人は不満言う人結構いますが、日本の普通以上を求めるなら大人しくヒルトンやオカダに泊まりましょう)
↑僕はこんな感じの一覧からコメント数が多くて高評価の部屋を適当に選んでいますが、宿泊前にホストに質問することもできるので最初のうちはその対応で選ぶ(というかやばそうな部屋を彈く)と地雷に当たる確率は大きく減るかと思います。
渡航前にeTravelでオンライン申請(参考;フィリピン|渡航情報(必要な渡航書類、航空券手配、eTravel登録、入国・検疫等の手続き手順))をしておき、飛行機に乗り、空港につき、空港から歩いて宿へ。
今回はホストの方とコンドミニアムの1階で待ち合わせをしてセキュリティに名前等の情報を記入、ホストに案内されて部屋に着き鍵を受け取る……という流れでした。
可もなく不可もなくといった部屋だったように思います。
早速2024年初ポーカーへ
荷物を置いて早速ニューポートワールドリゾートカジノ(旧リゾヷ)へ。
そして1時間足らずでオールインに負けます。
実際のハンド;
50/100/200
+1僕98♤♤ r700
HJ rr2,100 日本人
STR c タフコーラー
僕 c
フロップ
T86 ♤♡♤
STR ✔︎
僕 AI7,175
HJ AI全員カバー
STR 悩んでAI5,875
HJ AKo
STR T9s♡♡
ターン J♢
リバー 3♡
vsSTR(ストラドル)に対して合計7,975ペソ負けて、vsHJに対して勝って1,300ペソ返ってくるということで、結局6,675ペソ負けです。
ちなみにこの後55セットがQQのセットにぶつかって2024年初飛びをしています。
とても気持ちの良い新年のスタートですね。
3日負けが続いて病みだす
そんなこんなでマイナススタートした新年初遠征ポーカー、その後3日間負け続け白目を剥き始めます。
病んでる様子がツイートにも現れます。
人類80数億人でじゃんけんトーナメント開催すると33連続勝つ人がいるのと同じように、負けた人同士がビリ決定戦のトナメの方に流れると33連続負ける人も出るのよね
株の予想電話で伝える詐欺考えた人マジ賢い(犯罪は良くない)
何言ってんだこいつ??
人はポーカーに3日負けたくらいで「人類全員でじゃんけんトーナメント開催する」想像をし始めます。
多分本当にメンタル病む人に比べればこの時の僕のメンタルはかなり正常なわけですが、それでも普段考えもしないようなことを考え始められるから運を絡むゲームをすることの楽しさと恐ろしさを垣間見れますね。(他人事)
低レートキャッシュの真髄のようなハンド
遠征中、中華系同士のおじさん達がバチバチ打ち合うようなハンドがあったので紹介します。
100/200
+1 r600
ボタン c
ヘッズアップ
フロップ
AQ6 ♤♧♤
+1 b2,000
ボタン r8,000
+1 rr20,000
ボタン AI36,000
+1「こんなの降りれるの?」
ボタン「フォールドAK!」
+1「AKよりは良いんだよ」
ボタン「AQだー! AQー! AQー!」
ボタン「1枚カード見せて良い?」
ディーラー「まぁいいよ」
ボタン、6♢を1枚ショウ
+1「マジ?」
+1、6♧をショウ
+1、「てことでコール」
+1 A6♧♧ショウ
ボタン、固まる
ターン
7
リバー
8
ボタン、マック
色々とツッコミどころの大きいハンドではありますが、相手にミスプレイさせるためにやらなきゃいいことやって負ける、策士っぽい凡人が策に溺れる的な構図です。
こういう意味不明なやり取りが多くて低レートキャッシュは面白いです。
ポーカー始めたての頃、♡3枚ボードの中友人がA♡A♤(ただの1ペア)持ってリバーでオールイン
「悩んでるなら1枚見せてあげるよ」と言って相手にA♤見せたら「え、フラッシュじゃないの? 勝ち確やん。コール」と2ペアに粉砕されたのを見てお腹を抱えて笑った記憶があります。
(後に彼は「トップペアにコールして欲しかった」と語っていました)
そもそも意図的なハンドのショウは基本認められない(その時点でハンドキルされることもある)のでなかないシチュエーションかと思いますが、こうやってネット上でネタにされることもあるので「ルールとマナーを守って楽しく決闘(プレイ)しましょう」という教訓でした。
収束かはたまた上振れか 結果まとめ
ポーカーは「結果から自分の実力を正しく評価することが難しい」と言われますし、実際そうだと思います。
圧倒的な長い実績がある人(ハイレートで何年何1000時間、100NLZ+で何10万ハンドプレイして常に勝ち越している等)は別として、1週間1ヶ月程度ちょこちょこポーカーしてるような自分のようなプレイヤーは結果を振り返っても上振れか下振れか実力通りかなど正確には全く分からないです。
自分としては今までの結果や卓のメンバーのレベル感からなんとなく+5~10BB/時間程度(10BBは無理だけど5BB程度はあるくらい)だと思っていますが、当てにして良いのかは神目線でないと分かりません。
なので3日4日負け続けているだけできついなーと思うのもおこがましいわけですが、きついきつい言っている時間も案外楽しかったりするから5年も続けられているわけです。
ここで実際の数字をグラフにするとこうなりました;
3日負け続けた後、4日目の16時間プレイしているあたりまで更に100BBマイナスから立て続けにポット取って1日単位のプラ転、翌日から一転してプラスへ……という流れでV字回復と言っても良いようなグラフとなり結局旅トータルでもプラスにて終えることができました。
ポーカー結果・経費一覧を表にするとこんな感じです;
そして経費込みの結果まとめがこちらです;
8泊10日
キャッシュ+109,975P/89h45m
トナメ-20,000P/2E
経費-41,695P
合計+48,280P
運が良いのか悪いのか実力か、なんとか経費込みプラスです。
(一応スーパーシリーズマニラというトーナメント期間中での遠征で途中プラ転したためキャッシュの利益範囲内で1トナメ2エントリーだけしました)
当時の僕はこの結果を「なんの面白みもない予定調和」と評価しています。
実際過去の遠征から振り返るとこんなもんかなという結果だったのは間違いないかと思いますが、プノンペンの大敗を終えた今振り返るとなんて思い上がっているんだという気持ちがわずかばかり芽生えます。
それにしても3日4日負け続けるだけて全人類じゃんけんトーナメントを妄想し始めた僕は、この後プノンペンで訪れる大敗をどんな気持ちで過ごしたのでしょうか。
次回、プノンペン遠征編に続きます。