こんにちは。TOMO)です。
今回はドバイ旅行に行ってきた回の第2回目(全2回)となります。
前回の記事はこちら;
【ドバイ旅行】1月のドバイは涼しくて最高【1/2】
前回はなぜドバイ旅行に行くことになったのかの経緯と、行った場所/やったことの中からとくに良かったと感じた5つをピックアップして紹介しました。
☆1(微妙)~☆5(最高)と分けた中で、前回が☆5を紹介し、今回は☆4以降(行った方が良い~行って後悔した)を紹介します。
☆4(行った方が良い)
- ブルジュ・ハリファ展望台
- ドバイファウンテン(噴水)ショウ
- ドバイモール
- ラ・メールビーチ
- グローバルビレッジ
1.ブルジュ・ハリファ展望台
前回の記事で真っ先にあげたパーム・ジュメイラ展望台よりも有名な、地上206階の世界一高いビルにある展望台です。
ドバイの風景を文字通り一望できるので圧巻ですし、勿論飛行機等を除けば人生で一番高い場所から見下ろす経験になりました。
展望台は124・125階と148階、そして152階(?)の3つのコースに分かれていました。
元々正直どれもそこまで変わらないだろうと、一番低くてそれでも十分高度のある124階までのコースを想定していました。
が、チケットは予約せず当日券を買うレーンに並んでいたら、窓口でスタッフの人に「124階のは売り切れで、148階とその上のどちらかになりますー」と平然と言われてしましました。
ええ……まー仕方ないか……とお値段を聞いたら安い方で553ディルハム。
124階が150ディルハム程度だったので、お値段ざっと4倍弱。
日本円にすると5400円か19,900円の違いです。
「明日だったら124階のもありますよ」ってことだったのですが、間の悪いことに旅行の最終日に来て起こった事態。
2万円払って登るか、登るのを止めるかの二択だったので、(さすがに今後の人生で二度と来ない可能性もあるドバイで、世界一高いビルの展望台=ドバイ観光地で一番有名といっても間違いではない場所に行かないで終わるのはないか)と思考を巡らせて泣く泣く553ディルハムを払いました。
そんな紆余曲折があったものの、登ってみたら148階はラウンジがあり、座って珈琲やお茶菓子が食べれたり、エレベーターを順番待ち無視して乗らせて貰えたりと、一応値段相応のVIP対応がありました。
景色自体も148階と124階では想定よりも違いがあり、148階の方は遥か上から見下ろしている感覚が分かりました。
こうやって写真にしてしまうとそんなに違いは無さそうですが、実際に目で見ると結構違いました。
その差に4倍や1.4万円の価値があるかについては、しまむらやユニクロのシャツとハイブランドのシャツに数十倍・数万円の差があるかのような、僕には分かるようでさっぱり分からない領域です。
でもドバイに来たらとりあえず登っていけと言われるのが分かる、他には無い圧巻の景色が楽しめました。
正直事前にネット予約して124階に登れば十分だとは思います。
2.ドバイファウンテン(噴水)ショウ
ドバイファウンテンショウやらドバイ噴水ショウやらドバイモールの噴水ショウやら、色んな言い方をされていますが、全て同じです。
ドバイモールとブルジュ・ハリファは以下のような位置関係にあります。
ドバイモールの中からもドバイモールとブルジュ・ハリファの間の道からもドバイ噴水が見えるような位置関係です。
確か夜18時になると30分毎に噴水ショウをやっているので、それ目当てでドバイ噴水の周りは人でごった返します。
僕は今回の旅で何度かドバイモールに来たので、幾つかの角度からこのショウを見ましたが、それぞれの角度でそれぞれの良さがありました。
(ちなみにより間近に迫力を感じたい人は船に乗りながらも見れるそうです)
ブルジュ・ハリファの展望台は夜景ではなく昼間の景色を楽しみたい人でもこの噴水は一見の価値ありなので、ブルジュ・ハリファ→ドバイ噴水→ドバイモールの鉄板ルートは、ドバイ噴水ショウを夜眺められるようなスケジュールで組んでおくのが良いんじゃないかなと思います。
3.ドバイモール
ブルジュ・ハリファ・ドバイ噴水と来て、ドバイモールもとりあえず行って良かったと思っています。
アジアには結構大きめのモールが多いので、そこまで飛び抜けて大きいという感覚はなかったので調べてみたところ、Wikipedia曰く総賃貸面積では第13位ですが、総面積では世界一とのことです。
ドバイモールよりも上位に来るモールがマレーシアだけで3つあったので、僕は感覚が麻痺しているっぽいですが、多分日本のららぽーとやイオン等と比べると半端なくでかいです。
店の数も多ければ道も広いので、歩いていて飽きることはなく、買い物が好きならドバイモールだけで1日2日潰してもまだ足りないくらいかもしれません。
僕らも一度ザーッと歩いた日と、細かく店内を観て歩く日の2回に分けて行きました。
水族館もあるし恐竜の標本もあるし展望台への入り口もあるし謎のオブジェもあるし、一年後にこの自分で撮った写真を見せられても「どこ??」って言う自信があります。
4.ラ・メールビーチ
ラ・メールビーチは最近できたビーチだそうで、あまり日本語の情報はまだ出回っていません。
それでも朝早めの時間に行って駐車場が空いておらず中に入るのに苦労するくらい、現地の方や外国の観光客には人気になっているエリアです。
お店のあるゾーンもあるので、海に入る・入らないに限らず行ってみると良さげです。
5.グローバルビレッジ
少し場所は中心から外れますが、ドバイモールからタクシーで30分程度のエリアにありそこまで行くのには苦労しないです。
前回の記事でこのグローバルビレッジ内にあるスタントショウを☆5にしていますが、グローバルビレッジ自体もスケールが半端なくて万博や遊園地感覚で楽しかったです。
ちょっと歩くと雰囲気が変わり、踊りを踊っていたり、世界各国の料理や有名なお土産が売っていたり、遊園地や万博以外でも、空港の雰囲気が好きな人もグローバルビレッジは面白く感じるんじゃないかなと思います。
ここまで画像付きで行きましたが、☆3からはだーっと箇条書き+αでまとめます。
☆☆☆(とりあえず行っておいて損はない)
- オールドスーク、ゴールドスーク、スパイススーク系
→ドバイ観光の鉄板。市場なので想定通りの感じ。
それぞれが近いので歩いて回ったり、あとはスーク近くから出ている渡り舟(1ディルハム)に乗ってみたり、お土産買ったり。 - ドバイフレーム
→「有名だけど行ってみるとガッカリ」として札幌の時計台的な立ち位置と思っている人もいるみたいですが、僕は割と好きでした。
中入るよりも外から見たり自分が枠に入るように写真撮ったりする方が良いんじゃね?という意見には賛成でもあります。
入場料が50ディルハム(約1800円)なので内容の割に高いと見るか安いと見るかも評価が分かれそうです。 - エミレーツモール(モール・オブ・エミレーツ)
→恐らくドバイモールの次に有名なモールです。
僕らはこのモールの近くのホテルにも泊まりましたが、電車の駅やバス停もあって、とりあえず便利でした。
モールの中にスキー場がある等ご多分に漏れず巨大ですが、ドバイモールと違って観光の軸にするよりはタイミングが合ったら寄るくらいで丁度よい気がします。
(こうやって書いてると「世界一」って特別だなと改めて思います) - ミラクルガーデン
→世界最大の自然の花園ということで、まず行っておいて損はないと思いますが、ちょっと遠い(エミレーツモールからバスで30分程)&ちょっと高い(75ディルハム=約2700円)ので人を選びそうです。
コスパやタイパ(タイムパフォーマンス)的には微妙かもですが、パフォーマンスだけで見るとかなり良かったので画像だけ貼っておきます;
☆2(時間あるなら行っても良い)
- WAFIモール
→エミレーツモールよりは有名ではないですが、ドバイ観光について調べていくと見つけます。
モールの地下にスーク(市場)があってなかなか趣がありますが、オールドスークやゴールドスーク等に行くのであれば感想が被りそうだなという感覚です。 - イブン・バットゥータモール内の世界一美しいと言われるスタバ
→ここもドバイ観光について調べると序盤か中盤で見つけます。
僕も学生時代神戸に行った際にスタバが良いらしいよと聞いて行ったことがあり、とりあえず今回も行ってみましたが、正直そこまで感動はありませんでした。
文字通り時間があったら行くので良いんじゃないかなと思います。
僕らはアブダビに行った後に、帰り際に寄った流れです。 - エキスポシティ
→2020年に万博(エキスポ)があり、その後期間を空けてエキスポシティとして生まれ変わって開放されている観光地です。
入場自体は無料で、散歩するには良さげです。
僕らは120ディルハム(約4300円)のパビリオン入場料を払って、幾つか建物の中に入って色々見ました。
僕としてはなんだかんだ楽しめましたが、それは事前に「全然建物やってないよ」と聞いていて期待値が低かったからの部分が大きいです。
万博は終わったので各国の建物は基本閉まっており、120ディルハムには(遊園地にありそうな)アトラクションを楽しむ・乗る権利は含まれておらず、と残念ポイントは多いです。
グローバルビレッジかエキスポシティどっちかに行くなら断然グローバルビレッジだと思います。(2023年1月時点では) - アブダビ
→今回の旅行でドバイからアブダビに日帰りで行ってきました。
行きはイブン・バットゥータモールからバス(25ディルハム=約900円)、帰りはタクシー(約200ディルハム=約7200円)です。
アブダビではルーブル美術館とシェイク・ザイード・グランド・モスクの二箇所に行き、ルーブル美術館は62ディルハム(約2200円)、モスクは入場料無料でした。
「アブダビに行くなら」という建付けならシェイク・ザイード・グランド・モスクは☆5にしたいですが、そのためにわざわざ1日潰して時間とお金をかけて行きますか?というと、かなり余裕のあるスケジュールで無ければ行かなくて良いんじゃないかなというのが率直な感想です。
こちらも画像だけ貼っておきます;
☆1(行かなきゃ良かった)
とくになし
海外(とくに東南アジア)に行くと、「汚い」「虫が多い」「ぼったくられた」「財布を盗まれそうになった」「詐欺師が声をかけてきた」「若者たむろしていて治安やばい」「本物か偽物か分からん警察官が怖い」みたいなマイナス事項がたまにあるのですが、今回のドバイ旅行はそういった感情がマイナスに振れることがほぼありませんでした。
(強いて言えば行きのタクシーが黒塗りのテスラ車にあたって割高だったのと、ブルジュ・ハリファの展望台で高いコースになってしまったのくらいですが、これらは仕方ない範疇です)
観光地としてしょぼいという場所も無く、入場料との兼ね合い次第にはなりますが、行って明確に時間やお金を損したなと思うこともなく、11泊12日の実質丸10日間観光し続けた旅ですが、どこもかなり満足できました。
タクシーの運転手も僕が500ディルハム札しかない時、お釣りをガソリンスタンドで崩してくれたり、歩行者として歩いていても車はこちらを優先してくれたり、観光地で「写真撮ろうか」と(お金の要求なく)スタッフが声をかけてくれたり、とサービスレベルも日本に近く、街もゴミが全然落ちておらず終始良い気持ちでいられました。
運良くなのかこれがドバイのデフォルトなのかは分かりませんが、行かなきゃよかったような場所はゼロという結論です。
●やる/行く候補に上がって結局やらなかったこと
せっかくなので、次回もしドバイに行くとしたらこれを見返そうという自分へのメモも込めて、話にはあがったけど結局やらなかったこと/行けなかった場所を列挙します。
- 砂漠でバギー
→知人がめっちゃ勧めてくれたが、気球との兼ね合いで今回は断念。 - 砂漠でバーベキュー/焚き火
→バギーとセットでできるらしい。暑くなければ楽しそう。 - アフタヌーンティー
→どこでもできるとはいえ、時間が余った時は選択肢に良さげ。
高級店でもそこまで高くないらしい。
- クリークでクルーズ
→マリーナエリアでのクルーズは良かったが、クリークも選択肢に。 - スカイダイビング
→知人+その方のお兄さんイチオシ。勇気が出たらそのうち。 - (潜る方の)ダイビング
→「世界一」深いプールでできるダイビングだとか。
- ジプライン
→市内だと「世界最長」のジプラインで時速最大80キロ・距離1キロ。
参考;XLineDubai Marina - スカイウォーク
→地上219mのビルとビルの間をガラスの歩道で歩く。これ考えた人類は愚か。
参考;Sky Walk Dubai(スカイビュードバイ) - ドバイ噴水の船
→ドバイ噴水を間近で楽しむなら選択肢に。
- ドバイ JBR ドローンショー
→時期にもよるみたいだが、やってたら見たい。
今回はやってる時期だったのに他との兼ね合いで見れなくて若干後悔。 - サファリパーク(公園)
→知人のお子さんと一緒に行く話が出たが、ドバイでまさかの雨により断念。
まとめ
全体通して、メチャ良い旅になりました。
行く前は、ドバイ物価高そうで嫌だなーと後ろ向きでしたが、
・選択をすれば日本と同程度くらいの物価水準で過ごせることが分かったこと
・1月の涼しい時期は冷暖房一切使わないで快適だったこと
・人々に余裕があって気分が良かったこと
・人種差別のような場面に一切出くわさなかったこと
・街が下(歩道や道路)も上(風景=ビルや海等)も綺麗だったこと
等、あげたらキリがないくらい日本と変わらない水準で満足でした。
今回の旅は期間が11泊12日、費用が宿・飛行機・観光等トータルで合計43万円程と、人生で一番長くて一番お金を使う旅となりました。
この数年はポーカーするかコロナ禍で引きこもるかの二択で、今回久しぶりにそのどっちでもない旅行をして色々思うところもありました。
結局ポーカーしてyoutube観てゲームして……が楽しい時間であることに今のところ代わりは無いのでそれらを優先してしまうかとは思いますが、今回の「知人が住んでいて引っ越す前に」等のようなきっかけがあったら今後はある程度積極的に行動しようかな……なんて考えています。
初めて中東に足を踏み入れた経験でもあったので、次は年末か来年にでも初の欧州に行って(ポーカーやりつつも)ガッツリ観光ができたらと思います。