こんにちは。TOMOです。
snowie先生とのマンツーマンレッスンを初めて4日目です。
仁川に行くまでの10日間で5000ハンドを目標にしていましたが、
今ようやく2326ハンドが終わりました。
写真の通り、ここ数回は400ハンドで1セッションといった流れにしています。
ちょうど1時間で400ハンドのペースなので、
・1時間キャッシュ→1~2時間振り返り→残したいハンドをブログに記載1~2時間
といった生活になっています。
ちなみに結果はこんな感じです。
◇開始時点(7/23)◇
◇過去最高(7/25)◇
◇直近(7/26)◇
なんとなくSnowie先生ならこうするかな?というシンクロ率が高くなってきて、
「上級者」から抜け出して「プロ級」にレベルアップしました。
また、とくに難しいシチュエーションが少ないと感じるセッションでは
その上の「ワールドクラス」にまでジャンプアップすることも出てきましたが
まだ安定してそこまでの結果は残せていません。
今の時点で大きく感じていることは、ざっくり3つ。
1.Snowieのオーバーベット、マネできる気がしない
2.プリフロのブラフ寄りの3ベット、シチュエーションと額が難しすぎる
3.リバーのドンク1/4ポットベット、有能
その他、細々と感じることは無数にありますが、
自分がSnowieをトレースする上で課題にしている(かつ習得したい)点が
この3つといった感じです。
それぞれ例をご紹介します。
(全て今日のセッション=400ハンドの中で起こった事象です)
1.Snowieのオーバーベット、マネできる気がしない
◆実際のハンド◆
100/200
UTG 僕 A♢T♢ r450
+1 rr750
UTG c
フロップ 1,800
A♡K♧5♧
UTG ✓
+1 b450
UTG c
ターン 2,700
9♡
UTG ✓
+1 b5,400 ←←←←これ
UTG c
リバー 13,500
T♡
UTG ✓
+1 b3,380
+1 7♤6♤ショウ
UTG A♢T♢ショウ ←勝ち
個別ハンドの分析回ではないので詳細は割愛しますが、
この76s、Snowie先生のアクションです。
そしてターンのこのベットに対しては、
UTGのATsは降りなければいけないようです。
ボードがスリーベッターに有利すぎる
(ここでコールしてたらバリューを取られすぎる)
ということなんでしょう。
とはいえ、自分が+1だったとして
「これはスリーベッターに有利なボードだな。ポットの2倍打っとくか」
と思えるのか? と振り返ると「凄く難しい」が答えになってしまいます。
2.プリフロのブラフ寄りの3ベット、シチュエーションと額が難しすぎる
◆実際のハンド1◆
100/200
+1 r400
ボタン僕 6♡5♡ d ←不適切
◆実際のハンド2◆
100/200
LJ r450
BB僕 A♧T♧c ←不適切
◆実際のハンド3◆
100/200
CO僕 A♤6♤ r450
SB rr1,550
CO c ←不適切
◆実際のハンド4◆
100/200
HJ僕 A♧T♧ r450
SB rr1,650
HJ rrr3,450 ←不適切
※1ポットベットの場合、96%コール・4%レイズ推奨
今までは「普通にコールでしょ? あ、違うのか」くらいの感覚でしたが、
最近は
僕「あ、この問題前にやったことある! Axスーツは3ベットにコールでしょ!」
S先生「違う違う! 前のシチュと今回は全然違うでしょ!脳みそあんのかお前?!」
僕「ええ、、 あ、でもこのシチュは4ベット返すんでしょ?」
S先生「はぁ? だから違うシチュエーションだって言ってんだろボケ」
僕「ええ、、」
のように、頭が複雑にこんがらがってます。
1:ボタンのスーコネでブラフ→分かる
2:BBでLJからのオープンにATsで3ベット→分かる
3、4:なんで3が4ベットかダウンで4はフォールド0でコール一択なの。。
といった感覚です。
推測としては
・HJとCOのレンジは全然違うこと
・A6sとATsは戦いやすさが全然違うこと
の二つが大きいのだとは思っていますが、
この差を納得できるほどまだSnowie先生の思考に近づけていないです。
「数学的に説明できる人が日本にどのくらいいるんだろう。。」
と思ってしまいますが、このレベルは暗記の世界なのかなーとも感じています。
3.リバーのドンク1/4ポットベット、有能
◆実際のハンド1◆
100/200
LJ r450
ボタン c
BB僕 T♡9♡ c
フロップ 1,450
K♧9♤5♡
BB、LJ、ボタン ✓
ターン 1,450
J♡
BB、LJ、ボタン ✓
リバー
2♧
BB ✓
LJ b360
ボタン d
BB c
LJ K♤T♤ショウ
BB T♡9♡マック
◆実際のハンド2◆
100/200
LJ僕 K♤K♢ r450
ボタン c
フロップ 1,200
J♢T♧4♧
LJ b600 (←不適切)
ボタン c
ターン 2,400
9♡
LJ b1,200
ボタン c
リバー 4,800
8♧
LJ b1,200
ボタン c
LJ KKショウ
ボタン AQショウ ←勝ち
自分がトップヒットやハイポケの時に、
・バリューターゲットはそこそこの強さ(ミドルヒットやミドルポケット)
・後ろにまだプレイヤーがいて、✓/cしたい
・大きく打たれると難しいボードやハンド
等の条件が揃った時、この1/4ベットが凄く有効な手段になっていて
取り入れるべきSnowie先生の好アクションのように感じています。
実際に数値を出すと、この2,326ハンドの中で
Snowie先生はベットフォールドが結構多いです。
この気づきを得た後の数字も含みつつあるので、
僕のリバーベットフォールド率はもっと低かったはずですが
それでもSnowie先生の80%くらいしかありません。
「リバーで40%近くベットフォールドする」ことからも
・強いハンドだけどレイズが来たらちゃんと降りるためのベット
・そもそもブラフベット
が結構な頻度で混じっていることが分かります。
こんな絶妙なベットする相手から
どうやってエクスプロイトすればよいと言うんでしょうか?!
と感心しきりです。
最近、ポーカージョーズさんのこの記事
を何度も読み返していますが、
状況によってリバーだけは部分GTOの考え方を活用してSnowieを取り入れる
というプレイスタイルをリアルで取り込んでいこうと思っています。
◇まとめ◇
僕は一貫してSnowieやGTO否定派ではあるんですが、
基準を知るという意味では有効だと思ってSnowie先生と薄い付き合いをしてきました。
噛めば噛むほど味が出るというか、知れば知るほど絶妙なプレイを繰り出す先生。
今まで以上に、一つの武器として知っておくことが
かなり大きな武器になるのではと感じています。
まずは5000ハンド、残り約2700ハンド。
徹底的にやっていこうと思います。