5ヶ月ぶりの更新らしい
こんにちは。TOMOです。
最近このブログの管理画面を開く度に(え、こんなに放置してた?!)と毎回のように驚いています。
リアルが充実しているからブログに書きたいというモチベの人もいれば、リアルが暇だからその時間にブログを書いておきたいというモチベの人もいるでしょう。
僕のブログは自分への備忘録的な意味合いも強くて「忘れる前に書かなきゃ」と始めた当初は思っていたものの、最近は初めての経験が少なくすぐに書かなきゃと思えずそんなことよりポーカーしようYoutube観ようゲームしようと時間を過ごしていると気づいたら翌日になっていることが多いです。
海外移住生活や海外カジノでのポーカーなんて本来非日常だったはずですが、5年も経つと非日常は日常に変わっていく。
日常に変わった風景が自分の心を大きく揺らすことがなくなり、たまに訪れる感動も感情の幅が小さくなって刺激を感じなくなっていく。
人生って総じてそんなものなのかもしれません。
だから人はエスカレートしていくのか
日常の刺激が減ってドーパミンの分泌を人が求めた時に辿り着く先。
それは難しい仕事への挑戦か、叶わぬ恋への渇望か、世界を敵に回すテロ行為か、はたまた身を焦がすようなギャンブルか。
そうだ日本では都知事選をやっている。
やばい宗教や団体に心酔して右も左も分からなくなっている人も似たようなものなのかもしれない(?!)
こんなことを書き殴って結局消そうかなと思った時、公共社団法人日本薬学会のページに辿り着きました。
>【なぜギャンブルにのめり込んでしまうのでしょうか】
>我々の脳には、種の存続のために必要な食欲や性欲などの本能的な快感を報酬として認識し、その報酬を求め続けるために脳内報酬系という部位があります。この部位では、アルコールや薬物のような依存物質を摂取したり、ギャンブルのような報酬が期待される行為によってドーパミンという快楽物質が分泌されます。その結果、報酬系が活発に働き、快感を得ることができるのです。
>慢性的にギャンブルを行える状況が続くと、快楽に対する反応が鈍くなり、満たされない欲求を満たすための行動をとるようになります。そして、依存に関連する行為を実行する気持ちが、止めようとする意思を上回るようになり、頻度が増して、ギャンブルにのめり込んだ状態になってしまうのです。
>ギャンブル依存症は条件さえ揃えば、誰もがなり得る疾患なのです。
引用;https://www.pharm.or.jp/mame/20190101.shtml
僕自身はポーカーの打つレートを何年も上げずにいわゆる低レートでしか打たず、サイドギャンブルも一切しません。
”止めようとする意思”が”依存に関連する行為を実行する気持ち”に勝っている正常な状態なのかもしれませんが、逆に言えば馬鹿になれていないとも言えそうです。
実際、高額レートで数百万円数千万円勝って使いたいことがあるのか? と冷静に自問自答した時にポーカー始めたての6年前も今もとくに思いつかないんですよね。
任天堂の新ハードが数100万円・ソフトが1本数10万円に跳ね上がっても僕は今まで通り買うと思いますが、そういう世界に変わったら僕はポーカーで稼ぎたい! この1ポットでスプラトゥーンが買える!! と脳汁がドバドバ出るのかもしれません。
そう考えると、自分にとって価値の高いものが世界の値付けとマッチしないってのはラッキーですね。
……。
本当はこのような雑談の後に2024年度WSOP期間中のラスベガス遠征についてまとめようと思っていたのですが、ベガス遠征も日常になってまとめることもとくにないよなーと思っていったん放置してたら8月になっていました。
気分が乗ったらそのうちまとめるかもしれませんが、もし気になる方がいればXには集計内容をまとめているのでこちらをご確認下さい;
本題のマレーシアでの引っ越し
前置きが長くなりましたが、今回の本題は“マレーシアで引っ越しをしました”です。
僕のマレーシア移住は2018年12月で、移住直後からこのブログを始めて最初の頃に家探しの記事を書いています;
2018.12.13.不動産業者に連れられて住まい探し
2018.12.13・12.15.マレーシアでの拠点探しが想定外な結末に
ここまでの経緯をざっくり。
友人との移住でそれぞれ部屋の希望があり不動産エージェントと物件を回っていたら、ルームシェアに良さそうな2LDKの部屋が良かったのでそこに決定。
コロナとマレーシアへの慣れを経て数年後に友人が別のコンドミニアムに引っ越しルームシェアが解消され、僕も別のコンドミニアムに引っ越しを検討していたものの1人で住むにも家賃込みで住みやすく結果5年半以上同じコンドミニアムに住み続けていました。
今回も更新をしようと思っていたのですが、水回りの問題・セキュリティの問題が立て続けに起こり、そこにエージェントが日本に戻ってスムーズなやり取りができなくなったことが重なり、オーナーさんとも直接相談して賃貸契約解除で決着しました。
クアラルンプール中心部で築30年の20階建てとKLの発展の先駆けのようなコンドミニアムで愛着は有りましたが、こういったものはタイミングもあるので仕方ないなーという感覚です。
いざ不動産探しへ
何はともあれ退去が決まったら次の引越し先が必要です。
まずは友人に信頼できる業者を紹介して貰い、LINEでやり取りをしていきました。
希望条件と自分で探した候補物件(+所感)を伝え、そこから内覧できる部屋を見繕って貰って内覧へ、という流れです。
希望条件は
・ブキビンタン車20分圏内
・モントキアラ車20分圏内
・ショッピングモール徒歩5分以内
・家賃3,000RM以下(2,500RM以下希望)
・バスタブ付き
・リビング+1ベッドルーム+1バスルーム(いわゆる1LDK)
にしました。
今までがKLCCというツインタワー等があるいわゆる中心エリアだったものの、自分自身は全然エリアにこだわりが無く、部屋の環境と周辺環境(クーラーの効いた広い場所が買い物や散歩エリアになれる場所が近い)が必須条件で、必要なら電車やグラブで移動すれば良いというスタンスで探しました。
値段も考えれば都心部から少し離れたところで見つかるのが理想では有りました。
が!!
内覧の当日にエージェントと話して知ったことなのですが、“バスタブ付き”を条件に入れると1Lや2L程度の部屋ではKLCC周辺とモントキアラ以外にほぼ無いそうです。
僕「◯◯エリアって日本人多いですよね?」
エ「そのへんは全部バスタブ無いです」
僕「◯◯ってコンドミニアムにバスタブの写真があったような?」
エ「広い部屋(イメージ家賃5K~)ならあります」
長く日本人向けにもエージェントをしている現地の方のため、僕の疑問にはこんな感じで全て明快な答えが用意されていました。
結局当日に内覧ができ、かつエージェントのフィルターを通された物件を5つ(KLCC4、モントキアラ1)見てその中で「ここだな」と感じる物件があったので1回目の内覧で即断しました。
蓋を開ければ今まで住んでいた場所から徒歩20分程のエリアで、家賃は条件上限の3000RMになりました。
社会人時代も家賃4万円の家に満足して残りを投資に回していた自分としてはわざわざ過剰な部屋を選ぶ人達を(その分余計に稼がないといけないのに皆凄いなぁ)と思っていたのですが、今回その集団の中に自分も足を突っ込んだ気がしてならないです。
紹介された部屋の最安値が2,600RMで、条件には合うけど引っかかる部分があるというボーダーで、他の合格点の部屋が全て(ディスカウント等あり)3,000RMだったので必然的に3,000RMになった経緯ではあるのですが。
「今日(内覧日)は見れなかったけど同じコンドミニアムで空いている部屋は他にないの? ネットには結構数あったけど」
といった質問もしましたが、
「いっぱいあるんだけど、汚い。自分の紹介基準を超えない。見せても気に入らない」
との回答でした。
“知人友人の物件内覧”は貴重な暇つぶしコンテンツであるためマレーシア在住暇人日本人仲間2人も僕の内覧に着いてきたのですが、
「いやホント汚い部屋は掃除すればOKとかじゃなくて見た目から臭いから一言で言うと無理だから。エージェントフィルター信用しとけ」
のアドバイスも貰い納得した部分もあります。
どこの国でも立地が良すぎるとクオリティが多少低くても賃貸付けできちゃうので、立地にあぐらをかいたオーナーと、そんなオーナーを許容する同類な賃貸人とが合わさると酷い部屋が1年単位で熟成されていくということでしょう。
いやー怖いですね。
たまにホテルでハズレの部屋を引くことがありますが、日々ルームクリーニングをしててもそうなることがあるんだから最初から汚くなることを許容している部屋なんて本当に見たくもないです。
引っ越しに関するあれこれ
ここまでのスケジュールが、7月15日(月)に希望を伝えて内覧の手配をして貰い、23日(火)に内覧と部屋の決定、引っ越し(退去→入居)が本日8月1日(木)という突貫でした。
本来であれば退去する際は更新の2ヶ月前に告知して決まるのですが、3年目からある程度柔軟でOKと言われている中で色々問題が起こったこともあり、オーナーの理解があり、こちら都合でのスケジュールで全て進めさせて貰いました。
あとは入居時にデポジットしているお金から未払の(後払い分の)光熱費やクリーニング費用を差し引いた額が銀行口座に振り込まれれば全てつつがなく終わったことになります。
ここからはマレーシア居住者向けのマニアックな情報になります。
引っ越しはlalamoveというアプリからミニバンを呼び、荷物も少なく距離も短かったので70RM(約2,100円)でした。
(通常であれば運転手+もう一人来て貰って250RM程度が相場のようです)
退去するコンドミニアムにも入居するコンドミニアムにも「引越作業するよ!」といった紙を前日までに提出する必要があり、僕は全然考えれてなかったので危なかったです。
退去したコンドミニアムでは300RMのデポジットも必要で、一体全体何に対するデポジットなのか全然分からなかったです。
(既に返っては来ました)
wifiはTIMEを使っていますが、事前にネットから引っ越しの情報を入力して、新居に端末を自分で持っていき当日スタッフに新居へ来て貰い開通工事をして貰いました。
まとめ
本当はベガス遠征でポーカー熱が高まったので7月中旬~下旬に台湾かカンボジアに行こうかな? なんて考えていたんですが、部屋に問題が起こり引っ越しが決まり……、全然それどころじゃなかったです。
新居も問題があれば2週間~1ヶ月程度でオーナーに伝えて直して貰わないといけないので、いったんはマレーシアでの家で設備や家電等に問題がないか試すまったりマレーシアライフを過ごしていこうと思っています。
ちなみに新居はこんな感じです。
(エージェントが現状確認用に撮ってまとめたPDFの一部をスクショ)
日本で借りるなら30万円はしそうですかね。
相変わらず物価に比べて家賃だけバグってるマレーシアです。
それにしてもこう見ると写真映えするし大抵喜ばれそうな造りなんですけどね。
既にソファ要らん! この机もいらん! と色々端に追いやっています。
