メインイベントを自然死したことで、DAY3に出られない。
ということでイベントスケジュールを眺めたところ、チャンピオンシップのサテライトとショートデッキのどちらかにでようと考えました。
メインイベントの中盤で、ハンドとボードが絡まず、強い相手のハンドとぶつかるといったこともあり、「強い役を作りやすい」といった特徴のショートデッキをやってみることにしました。
しかし、ショートデッキは初めて。
「2~6のカードを使わない」「フラッシュの方がフルハウスよりも強い」
ということ以外何も知りませんでした。
そこで登場するのがグーグル。
時間もなかったので、概要だけ理解するため、以下一ページのみを読み返すことにしました。
実際、リアルタイムでツイッターに呟いた投稿がこんな感じ。
そして迎えた翌日。
当日、スタッフから聞いた内容が以下の通り。
・7人マックス(テキサスでは9人や10人といったことが多いが、基本6~7人でプレイ)
・開始スタックが1万点。さらに1万点分のアドオンチップが2枚
・全員がアンティを支払い、ブラインドはボタンのみが支払う
色々混乱していましたが、同じテーブルに座っていた日本人と話をしていたところ、
その方も初めてのショートデッキとのこと。
更に、ルールを別のプレイヤーに確認している現地の方も。
(。´・ω・)ん?
どうやら、6人中4人が初心者。
自分も初心者にも関わらず、これは意外といけるんじゃないか、といった気持ちになってきました。
そこからはテーブルのメンバーで
・AKでオールインしている人に向かって
「そのハンドそんな強くないんじゃないの?」
・KKでオールインした人にJTsが突っ込んで
「JTs強いって聞いたんだけどなー」
・フラッシュボードでストレートが突っ込み
「フラッシュはできにくいから警戒しなくて良いはず」
なんて会話が繰り広げられ、協議中にも関わらず和気あいあいとしていました。
ちなみに、役の出来にくい確率はトリップス>ストレートですが、
今大会では役の強さはテキサスと変わらず、ストレート>トリップスでした。
そして肝心のスタック状況としては、
AKs>AJo>78s
KK>A9o
AJs>AJo
KK>QQ
等、ツキもあり、レイトレジスト締め切り時には
アベ44,615点の時に113,000点と大きくチップを増やしていました。
そしてそのタイミングでタイムバンクチップが登場。
今まではアクションにどれだけ時間をかけても良かったものの、
・1アクション30秒以内
・30秒を超える場合、タイムバンクチップ1枚で60秒シンキングタイムプラス
・3枚使い切ると、30秒以内にアクションできない場合はフォールド扱い
と、時間に厳格なルールが設けられました。
ここから、AQトップヒットがフラッシュボードにさらされて-4万点、
気づいたらインマネ(入賞)11人・残り12人のバブルタイムが始まりました。
テキサスホールデムでも「バブルではチップを自分より持っている人とはぶつからない」原則がありますが、テキサスホールデムよりも、「どんなハンドでもそこそこの勝率がある」ことからチップリーダーが暴れ回ります。
通常であれば、
・スタックが全然ない人(ショートスタック):地蔵。誰かが飛ぶのを待つ
・スタックが平均程度にある人:ビッグスタックが降りたのを確認したらスチール。
あるいはKK・AA等強いハンドでのみリスクよりもリターン優先で参加
・スタックが多くある人(ビッグスタック):ひたすらレイズやオールインでスチール
といった流れになりますが、僕のテーブルでは
ビッグスタックが60万点を持ったチップリーダー1人、他20万点~3万点と差があることもあり、ひたすらチップリーダーが「オールイン」と言うだけの時間になっていました。
結果、一番スタックの少なかったショートスタックの方が地蔵をすることもできなくなり、その人が飛んでインマネが決まりました。
そこから僕は何度かダブルアップを続けたものの、
最後はQQでプリフロップオールイン、チップリーダーがTT。
フロップでT、セットにやられて9位で終わりました。(インマネ11位~)
全体を通して、プリフロ~リバーまで「強いハンドで強いアクションをする」「微妙なら降りる」を一貫して行い、無理なくスタックを増やすことができたので初参加としては悪くなかったと思います。
とにかく、AA・KK等のプレミアハンドがテキサスよりも見れ、ストレートを筆頭にフルハウス・たまにフォーカード等、バンバン役を決められてテキサスとはまた違った面白さがありました。
テキサスでの「ブラフを行えるシチュエーション」が最後まであまり分からなかったことが一つ反省でもあり、次回参加までに勉強していこうと思っています。
ちょうどポーカースターズに「6+」の名称でショートデッキがあることを知ったので、定石をしっかり勉強しつつ、オンラインで場数を踏んでいきます。