2018.12.13・12.15.マレーシアでの拠点探しが想定外な結末に

マレーシア不動産
こんにちは。TOMOです。

今日もマレーシア移住後の物件探しについてです。

前回の記事の続きになります。

僕は友人Nとマレーシアに移住してきました。

そしてそれぞれ僕:安めの物件と友人N:比較的良さげな物件

と希望を出し、両方の希望を叶える空き部屋を兼ね備えた物件は見つからず。。

二人の妥協案である、「一緒に住める2LDKの物件」を視察に行くことになりました。

不動産業者の車に乗せていただき、向かうはKLCC。

KLCCは高層ビルが建ち並ぶクアラルンプール最大のビジネス街。

アンパン通り、トゥン・ラザク通り、スルタン・イスマイル通りに囲まれた、通称「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれる地区で、クアラルンプールのど真ん中に位置している。

町なかには緑が生い茂る街路樹や公園などもあり、自然にも恵まれている。

(地球の歩き方 マレーシアブルネイ より引用)

土地勘の無い僕的には「ペトロナスツインタワーがあるエリア」と聞いて、KLCCが都心のエリアだと認識しました。

※ペトロナスツインタワー:高さ452mの元世界一高いビルで、地球の歩き方の表紙にもなっています

そんなペトロナスツインタワーのお膝元に、最近出来上がったコンドミニアムが幾つもありました。

そのコンドミニアムは、ショッピングモールを通り過ぎて本当にすぐの場所にありました。

そのショッピングモールは駅直結。

少し年季を感じつつも、どっしりと構えるボディ。

管理人とカード認証の二段構えとなっている入り口。

不動産業者が管理人に物件視察と伝えて敷地内に入り、車から降りて部屋に向かいます。

第一印象、広い。。

僕は大学時代から築30年超え25平米のアパートに住んでいたので、物凄く場違い感。

140平米あるというその部屋は食事用の机椅子・テレビを前にしたソファ・水場2つ(シャワー+トイレ、湯船+シャワー+トイレ)があり

メインの部屋も2つ。それぞれキングベッドとクイーンベッドが置いてあり、存在感が半端ない。

あー、海外ドラマの一軒家ってこんな感じだよねと他人事のように考えていました。

良い物件だなと思う一方で、「でもお高いんでしょう?」

この言葉が脳裏をよぎります。

不動産業者に値段を聞いてみたところ、

「3000RMです」

との返答。

4000RMだと思っていましたが、基本は4000RMで貸しに出しているものの、

日本に住んでいる日本人オーナーとのことで、日本人相手なら3000RMで良いとのことでした。

僕「・・・」

友人N「・・・」

顔を見合わせて、少し頭を動かす。

3000わる2って1500だよな。

1500に28かけると42000。27だと40500。

40000円ちょっと? あれ、日本の家賃いくらだったっけ。

答え:40000円(埼玉県。築30年超え。25平米。駅徒歩17分)

あれ、この物件の条件なんだっけ。

答え:41000円くらい(マレーシアの中心。築10~20年=あんまり気にしてないので覚えてない。一人70平米。駅徒歩3分)

僕「え、これ以外の選択肢あります?」

友人N「ないんじゃないの?! 2000数百RM=8万円くらいなら覚悟してたけど、KLCCでこんな物件あるなんて知らなかったし」

その日は視察した3物件の中で気に入った物件やエリアを考える、二日後に希望に合わせて更に物件を見て絞るってことでお開きとなりました。

airbnbで借りたコンドミニアムに戻り、二人で話し合い。

結果、

 ・他に無ければこの物件で決定(良い物件を待つことはしない)

 ・業者優秀すぎるので他に良い物件あるかもしれないから紹介されたら二日後に見てみる

ということを決め、眠りにつきました。

二日後業者に会い、電話で伝えた感覚を車内で改めて直接話しました。

すると他にも良い物件があるとのことで、その物件を見に行きました。

また良い条件の良い感じの物件が合って検討材料に乗るレベルでビックリしたものの、割愛。

やはり初日に見た140平米が気に入ってしまったため、もう一度その物件に到着。

家具付きの物件のため、足りない家具と買い替えて欲しい家具を探し。

僕的には十分すぎるものの、そういうものならと幾つか希望を出しました。

これで年内中に住み始められたら最高だなと思っていたところ、

その日は土曜日でオーナーへの確認は月曜日になるものの、

その月曜にはハウスクリーニングして火曜には住み始められるはずとのことでした。

12日にマレーシアに到着し、19日チェックアウトの仮住まいを予約済み。

そして19日には住み始められる。

なんという想定外。。

ちょうど良すぎたので、そのスケジュールで進めて貰い、実際に今その物件に住んでブログを書いています。

更に想定外なことに、運が悪いと一週間は待たされるwi-fi工事も20日に完了し、入居の翌日ネットが開通しました。

「一軒いくら」といった値段設定のため、二人で住むことでネット代も半額になっており、家賃だけでなく固定費が圧縮されました。

確か月3000円くらいで一般的なスピードが使い放題です。

光熱費の説明を聞いたところ、電気ガス水道で月10000円ちょっとあれば足りそう。(後日確定したら公開予定です)

蛇口に浄水器を設置して月3000円くらい。これは3か月に1度のメンテナンス込み。

ちなみに携帯のSIMは月2000円くらい。

家賃+光熱費(浄水器込み)+ネット代+スマホ代の固定費合計で一人約50,000円~55,000円のイメージ。

都内一人暮らしの新卒サラリーマンの家計簿と比べたら申し訳なくなります。。

確か友人は基本10万~11万円くらいだったはず。。(僕は家賃4万円だったので6万円以下には抑えてましたが)

当初多めにイメージしていた限りでは家賃6万円、光熱費8千円、ネット+携帯代7千円、その他5千円、計8万円だったので、

月25,000~30,000円くらい浮きそうです。

年間に直すと、10万円バイイン(参加費)のポーカートーナメントに3回出場できるくらいの金額です。5万円なら6回です。

単純に月1回日本ーマレーシアを往復できる金額と言った方が良いかもしれません。

僕としては、これは凄く大きいです。

月の生活費は絶対に20万円行かないと思っていましたが、これで余裕で15万円以内に抑えられそうです。

※ただしポーカー遠征を除く

VISA取得をプロの言われるがまま行って約9か月。

不動産探しをプロに任せて1週間。

これでマレーシア移住に関する大仕事は終わり、安定した生活が手に入りました。

日本国内での引っ越しと同じで、一つひとつチェックをつけていったとすると

 ☑住む家を決める

 ☑最低限必要な家具を買い揃える

 ☑住むために必要な法的・事務的な手続き(ここではVISA取得)をする

 ☑電気ガス水道を開通させる

 ☑ネットと電話ができる環境(通信インフラ)を整える

 ☑家に近い、買い物と食事ができる場所(ここではショッピングモール)を探す

と全てチェックがついた感じです。

そして不思議なことに、始めて訪れる異国に来たものの、テレビやトースターを持ってきた業者以外、日本人としか会話していません。

それでこれだけの環境が手に入りました。

グローバルな世界に飛び立つためには英語が必要と言われますが、

グローバルな世界にコミュニティが出来上がって入れば

日本語だけでも全然問題なく生きていけるようです。

諸先輩方のおかげで、私は今日も元気で日本語しか喋れない典型的な日本人でいられます。

ありがとう偉大なる先人の方々!

今回で物件探しについての記事は終わりです。

次回は契約した部屋や、買い揃えつつある小物について記載します。

TOMO@KL

マレーシア首都のクアラルンプール在住。

ポーカーが趣味で1~2ヶ月に1回程度仁川・マニラ・台北・ホーチミン等に海外遠征。
当初はライブトーナメントのみプレイしていたが、現在はキャッシュ・オンライン等形式は問わず幅広くプレイ。

マレーシア在住の方やポーカー好きの方等、積極的にメッセージいただけると嬉しいです。

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