【ポーカー】マニラキャッシュ修行旅 14-19日目【海外遠征】

sky0122
こんにちは。TOMOです。

 

1/3から始まったキャッシュ修行@マニラが終わりました。

 

第1回目~3回目と分けて更新してきましたが、今回は第4回目の報告です。

 

今回は14~19日目=最終日(1/16~21)の6日間分について記載します。

 

 

4-8日目の記事はこちら;

 

9-13日目の記事はこちら;

 

集計した記事はまた別途記載する予定で、
あくまでラスト6日間にフォーカスした記事になります。
この6日間は毎日リゾートワールドマニラ(RWM)の50/100です。

 

◆14日目 1月16日◆
 稼働15:00
 開始25,000→終了48,925
 収支+23,925
 時給 +15.95 BB/h

 

◆15日目 1月17日◆
 稼働8:10
 開始10,000→終了29,925
 収支+19,925
 時給 +24.4 BB/h

 

◆16日目 1月18日◆
 稼働7:00
 開始20,000→終了3,000
 収支 -17,000
 時給 -24.3 BB/h

 

◆17日目 1月19日◆
 稼働15:10
 開始10,000→終了10,800
 収支+800
 時給 +0.5 BB/h

 

◆18日目 1月20日◆
 稼働13:30
 開始10,000→終了11,500
 収支+1,500
 時給 +1.1 BB/h
 

◆19日目 1月21日◆
 稼働5:45
 開始10,000→終了0
 収支 -10,000
 時給 -17.4 BB/h

 

◆14-19日目 合計◆
 稼働64時間35分
 収支+19,150
 時給 +3.0 BB/h

 

◆1-19日目 合計◆
 稼働195時間40分
 収支+16,275
 時給 +0.8 BB/h

 

可も無く不可も無く、プラスマイナスゼロ!
ただただレーキを払う日本人、といった結果になりました。

 

ポーカー歴2年弱の自分がどの程度の実力なのかを知るため
「キャッシュ修行」と名付けた19日間の旅でしたが
迷走あり、やさぐれた瞬間あり、でも毎日ひたすら打ちづけた結果
この数字が現実となりました。

 

目標にしていた150時間稼働も優に超えて、
逃げずに現実に向き合って「続ける」ことができていたのは
どんな分野にでも言える客観的に良い傾向だったとは思っています。

 

全体のまとめはまた別の記事にするのでこのくらいにして、
日別の振り返りにします。
14日目。この日は一番心をやられ、そして少し悟った一日でした。

 

まずはAA降りれない病が発症。

 

今日も今日とて
AA < 97o
の3betポットで-110BB

 

ボード
T97 ♤♤♡
4♧
プリフロ僕BBで3betに相手LJコールのヘッズ

 

フロップ チェックコール
ターン オールインに僕チェックコール

 

ターンこれも負けてんの?と悩みつつ、
でも感情でプレイぶらしちゃダメとコール

 

今回KKとAAでトータル何百BB無くしてんの
(twitterより引用)

 

(いやホントさすがにこのボードで3betポットで負けてるハンドって?
 TT? 99? そんな都合良いこと毎回毎回起こるの??)
とひたすら迷走しています。

 

要因としては自分が3betしたにも関わらずフロップベットせず
チェックコールに回しているからというのもあるんですが、
ハイポケでポット炊いてターンで引かれて大打撃受けることが多かったので
ディレイCBで良いとプレイを柔らかくしたところ、出てきたのが97oの2ペア。

 

基本に立ち返って「相手が強いアクションしたら、信じれば良いじゃん」
という思いもありつつ、一方で普通なら相手からJJ~KK
(ブラフでAJ+)が出てくる流れでもあります。

 

セット9コンボ、ハイポケ18コンボ、88オープンエンド6コンボ、Axブラフたくさん
ならコールだよねって考えて死亡……のいつものパターンです。

 

これでスタックと心が半壊しました。

 

この2時間後。半分残ったスタックと心が全壊します。

 

50/100
HJ r300
ボタン僕 AJo r1100
SB rr AI 2750
HJ c(後ろ約8000)
僕 c(後ろ5500)

 

フロップ
KJ3 r
HJ ✔︎
僕 AI
HJ c
HJ K6s
(SB 99)

 

AKやKQいるのは仕方なしで入れてるとはいえ
なんでこう都合良いのかな
マジもう無理

 

SBは分かりやすいおばちゃんでフロップ 開いてAJ勝ってる間違い無し
AA→いたらしゃーなし
AK→プリフロコール止めないからしゃーなし
KQ以下のK→ないと思うけど、いてもしゃーなし
QQ→ないと思うけど、K落ちてるし降ろせる
セット→しゃーなし
AQ・下ポケ→フリーカード与えちゃダメ
入れるでしょ

 

専業で勝ってる人ってこれ4betポットだけど
「K6sがいるかもしれない」
とか考えられんの??
サイドポット作りに行っても仕方ない
Kいるかもしれない
下ポケやAQのアウツは2〜4枚だからリスクリターンバランス的にオールチェック
みたいなざっくり思考でチェック?
全然分かんないんですけど、、
(再びtwitterより引用)

 

AToやAJoは事故りやすくマルチウェイでポットが取りにくいので
なるべくコールしないと決めて、降りるか3betで様子見てヘッズや3wayに持ち込む
といった風にアジャストしてきたこともあり、ここでは3betしています。

 

そして後ろから4betが来てしまったら降りれば良いと思いつつも、
1100に対して2750で3way。

 

AK・QQは無いとしてAQやKK+がいたら仕方なし。
フロップ見て考えよう。当たってセットがいても仕方なし。
の気持ちで参加して、フロップKJ3。

 

マルチウェイでKは余計ですが、4betポットならコーラーにKのレンジはほぼ無く
4betしたおばちゃんの反応的にAKやQQですら無さそう。

 

そして相手はチェック。
つまり、状況だけで見ればベストハンド。

 

そう思って突っ込んだら、コールされて、出てきたハンドがK6s。

 

福本漫画で「ぐにゃ」って表現ありますが、
まさにこの心境でした。
カイジぐにゃあ.JPG

 

ポーカーの醍醐味って、考えて考えて考えて、出した答えに対してもギャンブル要素がある。
そして格上の人と当たって上に行かれると、新しい気づきがあって、負けても楽しい。

 

そんな風に考えている自分が馬鹿らしくなるような、
でも結局この相手の思考を読めない自分が下手ってこと。
え、実際そうなの? これ自分の問題なの?

 

と頑張って言語化しようと頭が回転した結果「ぐにゃあ」のこの一言が一番しっくりきました。
続ける気も失せてコンドミニアム戻って、すぐ寝落ちしました。
この日着席したのはPM12:45。ふて寝を始めたのはPM6時。

 

そして目が覚めたのがAM00:10。
その30分後、何故か僕はRWMのポーカー台にいました。
終わったのがAM10:00。
38,925のプラスを出して終えました。
昼間の負けと合わせても+23,925。
もうなんかポーカーってギャンブルだなーって割り切った瞬間かもしれません。
15日目。
この日は前日の激しい推移とは打って変わって順調。
ハイポケがクラックされない幸運(?)もあり、
中華系ブラファーが勝手に振り込んでくれたので
ただただ右肩上がりにスタックが増えていきました。

 

16日目。
何もかもが上手くいかなかった1日。
1つ目。vs参加率ほぼ100%の中華
50/100
UTG c
僕HJ A7s ♧♧ r550
UTG c

 

フロップ 
Q42♢♢♧
チェックアラウンド

 

ターン
4♧
UTG b300
僕 c

 

リバー
3♧
UTGb3000
僕 c

 

UTG 42o

 

2つ目。vsそこそこまともな(気がした)フィリピン人
50/100
UTG、+1 c
僕 AKo c
他3人 c
SB c
BB r600
UTG c
+1 c
僕 r3000
3人 d
BB c
他 d
ヘッズアップ!

 

フロップ
KT6 ♡♡
BB AI ES 11,000
僕 c

 

BB KTs

 

3つ目。vs参加率ほぼ100%の中華 2回戦
50/100
僕+2 AJo r400
SB c
BB彼 c

 

フロップ
A66 ♢♢
僕 b700
SB d
BB c

 

ターン
Q♤
チェックアラウンド

 

リバー
7♢
BB AI要求3,300
僕 スナコー

 

BB 86

 

その他JJが3betポット負けたり、AJで4betAIしたらAAがいたり。

 

上記1つ目/3つ目の中華系からは結構稼がせて貰ったものの、
最後AKとA7sが重なって-17,000での終了となりました。

 

単体で見ると「仕方ない」で終わり、でも何度も重ねているとプラスになる
といったプレイのはずが、何度も重ねてプラスになっていないのが不思議なところです。
17日目。
この日は前日のレンジ100%中華と同卓し、序盤で順調に1.5万が3.5万を超える。

 

そして862J7ボードで64sの僕、彼相手にリバー渾身のブラフAI。(多分前日通して初)
クロック残り4秒で彼コール、彼98。
これで1.7万点が吹っ飛び。。

 

途中原点を割り込むも最後なんとかプラマイゼロに戻す、といった流れ。
18日目。
この日はラスト2日で気合も入っていましたが、
おとなしい系のレギュラーばかりでお互い大きくぶつからず凄く平和な1日に。

 

19日目、最終日。

 

やはり事件は起きる。

 

50/100/200
僕 KQo r700
ストラドル c

 

フロップ
K76 r
僕 b900
ストラドル ✔︎/c(後ろ4600)

 

ターン 3350
8 ♧2枚目
ストラドル ✔︎
僕 AI要求 ES4600
ストラドル c

 

ストラドル 86s

 

プリフロでコールされた時から相手のスタックを確認していて、
ターンで全部入れるか、フロップ/ターンと滑ったら諦めようと考えていた一戦。

 

フロップKヒットの時点で、リバーで事故らないようにターンベット来なかったらAIと決定。
そしてその流れになったので入れたら、ターンで事故ってた、というオチ。
一応こんなやるせないプレイだけではなく、最終日は自分らしいプレイもありました。
 

50/100
UTG・+1 c
僕 QQ♡♧ r600
UTG・+1 c

 

フロップ
873 ♢♢
UTG b1000
+1 d
僕 r2200
UTG c

 

ターン
6 ♢
✔︎✔︎

 

リバー
A ♢
UTG b2000
僕 AI5125
UTG 長考後d

 

相手が柔軟にプレイできるタイプの鉄強フィリピン人で、
フロップのドンクからひりついた戦いに。

 

相手目線、僕のフロップレイズはAx♢♢かハイポケのレンジに見えていて
ターンのチェックでAx♢♢が消えかけて
リバーA♢で安心してベットできた、といった形かと思います。

 

ただ、僕目線では僕のレンジにハイポケ♢ありが残ってるなら
セットの♢持ちやT9の♢持ちはレイズに降りるしかなさそうだなと判断して
スタック的には心もとないオールインブラフをしてみました。

 

KQ♢♢やKJ♢♢が残っていたら仕方なしですが、コンボ数的には
このブラフは利益的と考えてのプレイが実を結びました。

 

この旅は、トナメやオンラインの感覚で「ほぼ絶対決まる」「2回に1回は決まる。利益的」
と確信してのブラフがことごとく捕まって、ブラフは絶対的に期待値マイナスなんじゃないか
と何度も何度も思わされましたが、最後の最後、相手が良かったのもあり
ブラフで気持ち良くポット獲得ができました。
本当のラストハンドは僕76s。
Aハイボードでフラドロついたので突っ込んで
KQsのフラドロがいて無事死亡、です。

 

マイナスで終わりそうと思えた瞬間も多々ありましたが、
最後6日間でなんとかプラスに持って行けて良かったと思っています。

 

この記事はクアラルンプールの自宅で書いています。
疲れが結構溜まっているので、心身ともにゆっくりしつつ
この旅の振り返りもまた記載していければと思います。

 

TOMO@KL

マレーシア首都のクアラルンプール在住。

ポーカーが趣味で1~2ヶ月に1回程度仁川・マニラ・台北・ホーチミン等に海外遠征。
当初はライブトーナメントのみプレイしていたが、現在はキャッシュ・オンライン等形式は問わず幅広くプレイ。

マレーシア在住の方やポーカー好きの方等、積極的にメッセージいただけると嬉しいです。

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。