初めてマレーシアでポーカーを解説付きでした話

ポーカーチップボード
こんにちは。TOMOです。

 

僕は昨年12月にマレーシアへ移住し、友人Nとルームシェアをしています。

 

僕が初めてポーカーをしたのは友人Nの当時の家(都内某所)であり
そういったこともあり家にはトランプとチップがあります。
(ポーカーテーブルはありません)
さて、今日は「知人が働いているたこ焼き屋でたこ焼きを食べる」イベントがあり、
日本人・マレーシア人計5名で集まりました。

 

食べ終わった後、ポーカーやる?みたいな話になり
僕(と友人N)の家でポーカーをやりました。

 

メンバーはこんな感じ
 僕:ポーカー歴1年半(でも多分5000時間はポーカーに触れてる)
 友人N:ポーカー歴1年半(実働は僕の1/10くらい?)
 日本人A:ポーカー歴僕より長い(実働は不明)
 日本人B:初心者(ルールを先日学んで今回2回目)
 マレーシア人C:初心者(ルールを先日学んで今回2回目)

 

2回目の方が2人いますが、以前友人N主催でポーカーを教えたらしいです。
元々この集まりが「ボードゲーム・ポーカー・麻雀他楽しいことやろう」
的な集団で、僕が日本にいる時に顔合わせとポーカーの説明をした……
という感じです。

 

今回は僕も参加したので「真面目に解説します?? 楽しくやります?」
という質問をして、「解説あり」が答えだったので解説しながらプレイしました。

 

ポーカーのレクチャーって人によって様々ですが、僕は
「ポットを取った人(と悩んで降りた人等)のハンドを公開しアクションの意図を聞き
 本来はどういう考えでアクションを選択すべきかを伝える」
という方法を取っています。

 

新橋にあるポーカースタジオ「新橋ハサウェイ」で
初中級者向けに”アドバイストーナメント”なるものが開かれているのですが
そこの形式を参考にしています。

 

新橋ハサウェイのHPとブログのURLはこちらです↓
(ちなみにここの店長さん兼ディーラーさんを僕は勝手に師と仰いでいます。
 アドバイストナメは綺麗でディーリング上手くてポーカー上手くて
 説明上手くて人柄素敵なディーラーさんが教えてくれるので凄くオススメです)
さて、以下は今日実際に起こり、印象に残った出来事です。
・CO 2BBレイズ BTN AA c
 BTNの方「レイズして降りられたら勿体なーと思って……」

 

・リバー200のポットに30のベットをされてトップヒットダウン
 「どう考えてよいのか分からないけどとりあえず負けてそう……」

 

・20のポットに対してフロップ30ドンクし「小さく打ったつもり」

 

・CO僕3BBオープン ボタンc SBc
 結果446ボードで ボタンA4o>SB 99 リバーでオールイン
 僕「(プリフロップの99コール止めが悪手なことを伝えるため)
   99って数多あるハンドの中で上から何%くらいのハンドだと思います?」
 SBの方「え、30%くらい??」
僕はポーカーで最初に覚えた方が良い考え方は
「レンジとオッズ」の二つだと思っていて、この二つを以下のような疑問に置き換えて
反芻すれば上記のふわっとした発言はクリアになっていく
と考えて解説をしています。

 

 ・1326通りあるハンドの中で、自分のハンドはどのくらい強いのか?
 (プリフロの場合はレンジ表の上位何%か、ポストフロップは何に勝ってるのか)
 ・相手は1326通りあるハンドの中で、どんなハンドを持っていそうなのか?
 ・その相手のハンドの集合に対して、自分のハンドが勝ってる組み合わせと
  負けてる組み合わせはどのくらいあるのか?
 (何%くらい勝ってそうか?)
 ・ポットと相手のベットを見て必要勝率はどのくらいか?
 ・そう考えた時にアクションは何をした方が良さそうか?

 

どうしても確率は切っても切れないので苦手意識は持たれがちですが、
組み合わせを全部書き出して四則演算するだけなので
愚直に時間をかければ計算はできる(はず)です。

 

リーディング(相手はどんなハンドを持っていそうか?)の精度だけは
どうしても時間やセンスが解決するスキルにはなりますが、
最初のうちは優先順位低く、間違っていても良いと思っています。
言い換えると、

 

【初級】
「なんとなくコール」「負けてると思うからダウン」「降ろしたいからベット」
「スタックが小さいからオールイン」「強いからレイズ」……

 

【中級】
「オッズが合わなそうだからコール」「負けてるし、オッズが合わなそうだからダウン」
「相手はこんなハンドがありえて、このくらいのベットなら降ろせるし
 オッズも合いそうだからベット」
「相手は負けてる可能性高いと分かっててもコールするくらい
 コミットになってそうだからオールイン」
「自分のハンドは強い上に、相手がレイズにコールできるハンドは
 自分より弱いことも多そうだからレイズ」

 

【上級】
「一般的なレンジがこれで、相手のレンジがそことこれだけ違って、
 このシチュエーションで必要勝率がこれでオッズがこれでオッズ合ってる
 レイズした時のメリットよりデメリットの方が大きいことも考えた上でコール」……

 

みたいなイメージです。
「なんで勉強も運動もやらないと上手くならないって分かってるのに
 (株式等の)投資だけは皆時間かけないで勝とうとするの?」
という永遠の疑問がありますが、
ポーカーで上記のことをやらずに「勝てないー」と言ってる人に対しては
全く同じ疑問が頭に浮かんでしまいます。
(だってやったところで勝てない強い人いっぱいいるの知ってるし)
それでも短期的にはプロが負けることもあるのがポーカーの面白いところではありますが、
やっぱり強くなりたいし、強くなりたいと思う人と切磋琢磨したいと思う今日この頃です。

 

TOMO@KL

マレーシア首都のクアラルンプール在住。

ポーカーが趣味で1~2ヶ月に1回程度仁川・マニラ・台北・ホーチミン等に海外遠征。
当初はライブトーナメントのみプレイしていたが、現在はキャッシュ・オンライン等形式は問わず幅広くプレイ。

マレーシア在住の方やポーカー好きの方等、積極的にメッセージいただけると嬉しいです。

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。