こんにちは。TOMOです。
マレーシアでの引きこもり生活もすっかり慣れ、日本でamazonを使うようにLAZADAというネット通販を定期的に使っています。
とくに今まで問題なく使ってこれたものの、やはりここはマレーシア。
つい一週間前もLAZADAで欲しいものをポチッとしたのですが、この注文にトラブルが発生しました。
注文日は8月20日(木)。
通常配送(これしかない)で、発送予定日は8月24日(月)~26日(水)。
はい、日本と違ってこの時点で3日間もバッファがあるのがマレーシアです。
これは住んでいる以上許容。
が、24日になっても25日になっても、発送状態が”Processing”のままでした。
これは4つプロセス●があるうちの2番目になります。
過去に注文した商品を例にすると、以下の4つのステップがあることが分かります。
日本語に訳していくと、それぞれ
Payment pending:支払い待ち
Processing:処理中
Shipped:発送中
Delivered:お届け済み
といったところでしょうか。
クレカ決済のように注文と同時に支払いをする場合は、Payment pendingの状態は飛ばしてProcessingの状態になります。
そして送り主の方で発送作業が終わると、受取人(僕)に届くまでShippedの状態になるという流れです。
今回の商品は発送予定日になってもずっとProcessingのままでした。
嫌な予感がプンプンです。
日本だったら「発送作業が終わって配達中なのにステータスが変わらない」なんてことはまず考えにくく、この状況だったら十中八九なんらかの理由で発送作業がされていないと考えることが妥当だと思います。
この時点で問い合わせをすれば、「発送作業が漏れてました。すいません」「~~の理由で発送が全体的に遅れています。連絡できずすいません」なんて返信が来ることでしょう。
が、ここはマレーシア。
列挙するのも忍びないくらい、全ての可能性が考えられます。
逆にいうと一縷の望みはあるってことで、発送予定日の最終日である昨日を迎えました。
が、案の定連絡も無ければステータスの変更もない。
15時頃、ここで注文詳細ページから販売会社宛にチャットを送りました。
「どうなっているんですかねー? 遅れるだけなのか届かないのかどっち?」
返事なし!
そして18時になり20時になり24時になりました。
つまり発送予定日が終わりました。
このタイミングでLAZADAのカスタマーサポートのチャットにメッセージを残したものの、チャットボットの対応のみで埒が明かず、この日は就寝。
そして翌27日(今日)。
商品詳細ページに、販売会社のWhatsapp番号(LINEの番号みたいなもの)が書かれていたので、そっち経由でメッセージ送付。
これも既読にならないのでLAZADAのカスタマーサポートのチャットからLIVEチャットに繋ぎ、7人待ちから10分ほど待って担当者に繋がりました。
自分の状況説明部分に続いて、以下のようなやり取りとなりました。
ざっくり日本語訳;
僕「~~の商品について発送日過ぎても商品が届かず、連絡もなく、発送自体されてなくて困ってます」
カスタマーサポート(以下カ)「申し訳ない! 規定によりキャンセルになります」
僕「了解です。何か自分の方でやらないといけないことありますか?」
カ「ないです」
僕「分かりました。サポートありがとうございます」
カ「ご理解感謝します」
我ながらなんて話の早いお客なんでしょうか!
とりあえず住んでいる場所がマレーシアである以上はこんなもんだと思うしか無いので、無駄な抵抗はしないようにしています。
さて、今まであまり考えずにamazon感覚でLAZADAを使ってきていた僕ですが、今回学んだことがあります。
それはLAZADAはamazonというよりヤフオクだということです。
形式がどうのうって話ではなく、出店企業のレベル感の問題です。
僕の感覚では、amazonでは基本的に発送者を気にする必要はとくにありません。
(中古の商品を買う場合のみ発送者の評価を気にします)
LAZADAを使う時もその感覚でいたものの、これが甘かったです。
今回の企業の評価を確認すると、以下のようになっていました。
ポジティブ評価:79%
予定通りの配達率:70%
企業都合のキャンセル:18%
チャット返信率:データ不十分
なかなかえげつない数字が並んでいます。
数字の見方は正確でないかもですが、1万人注文者がいた時、
1800人は企業側のキャンセルにより商品が届かない(そして返金される)
残りの8200人中、30%の2460人は配達予定日までに商品が届かない
と捉えると配達予定日までに商品を無事受け取れるのはわずか5740人(57.4%)となる計算です。
そして予定通りの配達率(70%)よりもポジティブ評価(79%)の方が高いことがマレーシア国民の寛容さ・適当さを表していて恐ろしい限りです。
日本の配達予定時間のように3時間の間に送ることができなかった……(30分遅れた)とかならそれだけで低評価をつけることはないでしょうが、3日間(商品によっては1週間程)のバッファの中で配達できなかった事実に対しての評価ですからね。
いかに商品が素晴らしいものであろうと、僕はあまり高評価をつける気にはならないです。
更にいうとチャットの返信についてはデータ不十分とあるので、まー返信することは一切ない会社ということでしょう。
一応この商品を買う時、商品自体のレビューが複数(4件)あることは確認していました。
直近だとロックダウン後の5月末のレビューもあり、そこだけ見て安心して注文してしまいました。
ただ、本当のところは一つの商品を取ってみても「届くこともあるし届かないこともある」というのが実際なんでしょう。
マレーシアの良くない部分が詰まった会社ですね。
僕も事前にそのことを認識しておくべきだったので、反省です。
結局今回欲しかった商品は、
予定通りの配達率:97%
チャット返信率:100%
チャット返信率:100%
の会社から注文をし直しました。
こうやってしっかり出品者の評価と内容を見るこの感じ、日本のヤフオクに似ています。
先週注文したものと同じ使用用途のものですが、なんか色々モヤモヤしてたら1.6倍高い比較的良いものを注文してしまいました。
こちらは9/2(水)~4(金)の配達予定なので、届いたらこのブログで報告したいと思います。
日本で買うことはまずないだろう、結構面白い商品だと思います。