こんにちは。TOMOです。
マレーシアに住んで、海外にも行けず、マレーシアカジノでポーカーも再開せず。
ということで最近はファンズポーカー(Fans Poker)で遊ぶ時間も増えています。
ファンズポーカーはお金を賭けることのないターゲットを日本人にしたアプリなので、ソシャゲ感覚でマレーシアからも気軽にプレイできる点がありがたいです。
さて、そんなファンズポーカー。
無料で戦えるが故に、一言で言うとカオスです。
T5oで3betオールインスチールを狙ったり、QJTボードでブラインドを守ったBBが96持ちでフロップからリバーまで三発ブラフをし続けたり。
ブラフで頑張るのは僕も嫌いじゃないとは言え、ターンガットショットすらない3ハイ(32)で相手のベットにコールをしたり。
例を上げるときりがないくらい斬新なプレイを拝めます。
チーズをいきなり食べ始めた加藤一二三九段を前にした藤井棋聖が「斬新な新手筋ではないかと思った」と言ってしまうのと同じ気持ちが瞬間瞬間で湧いてくるのがファンズポーカーというフィールドです。
つよいポケモンよわいポケモン
そんなのひとのかって
ほんとうにつよいトレーナーなら
すきなポケモンでかてるようにがんばるべき
という素敵な言葉がありますが、まさに自分の好きなハンドで試行錯誤する感じ、プライスレスです。
マイハンドを持っているプレイヤー弱い説を唱えている人も多いですが、そんなの人の勝手です。
さて、そんなファンズポーカーではハンド履歴をお気に入りに保存する機能があり、そのハンド履歴をエクスポートするとSnowieに読み込ませることができることを小耳に挟みました。
(え、とは言えファンズの履歴をわざわざ残してSnowie先生に聞く気一切しないですわ。。。。)
とかなりめんどくさがりましたが、そういうめんどくさいことをできるのが時間のある無職の強み。
誰もこんなことやらなそうなので、本日参加したトーナメントで幾つか凄いと思うハンドをお気に入りして実際にやってみました。
備忘録も兼ねてやり方をサラッと記載しておくと、
1.「プロフ」ボタンクリック
2.「ハンド履歴」ボタンクリック
3.右上のメールマーククリック
4.メールアドレスを入力し、確定ボタンクリック
5.「エクスポート/削除」ボタンクリック
6.エクスポートしたいハンドをクリックしチェックマーク付与
7.「エクスポート」ボタンをクリック、確認画面に変わるので「確定」ボタンをクリック
という流れになります。
あとは指定したメールアドレスに届いたテキストファイルをSnowieのインポート機能により読み込まされば、あら簡単。
見慣れた画面にファンズポーカーの青い王様マークが右上に鎮座しています。
ということでとくに気になる5ハンドだけSnowieで確認してみたのですが……。
やっぱり意味ないなーこれ
という結論で終わりました。
Snowieの算出する正解のアクションは、「相手も正解のアクションをすること(=相手がSnowieであること)」が前提になっています。
勿論100%Snowieと同じ人なんていないですが、それに近いプレイをされる方が相手の場合はSnowieのプレイラインに沿っていれば中長期的にチップを増やせるのがSnowieの良い点です。
一方で、イレギュラーなプレイを連発するプレイヤーに対して、「中長期的にチップを増やせる」ことで十分なのか?というと、そうではありません。
ゲーム理論的に誤ったプレイをするプレイヤーに対しては、自分もそのプレイヤーにアジャストすることで(Snowieが算出するプレイと違うプレイをすることで)より大きなチップを増やすことができます。
これが僕の好きなエクスプロイトのプレイになるわけですが、エクスプロイトしやすいフィールドで正解のプレイを聞いてもホント意味ないんですよね。
分かっていたから検証をめんどくさがったものの、何か得るモノもあるんじゃないかと一縷の期待を持って検証を実行し、結局検証に意味がなかったことを痛感。
「意味のないことが分かった」ことが第一歩の前進だった。
今回はそう思っておきます。
実際、トーナメントによっては日本人賞金ランキング上位の方が参加していたり、ファイナルテーブル近くになるとスターズやライブでも活躍している方が残っていたり、途中まで適当なプレイを続けている方が急にゲーム理論に近いプレイに切り替わったり。
ファンズポーカーも決してレベルが低いと一概に言えるわけではありません。
無料で・オンラインで・匿名でできてしまうことにより裾野が広いことがSnowieにマッチしていないだけなので、今後Snowieでの検証が有意義になる場面もきっと来ることでしょう。
(実際過去にも自分でシナリオ作って検証したことは何度もあります)
その時、今日覚えたことが自分に良い意味で返ってくることと期待します。